そして、「食べる、すき焼き」を手に取った途端、「買う意思がある客」と認められたのか、「(フルーツ酢の)試飲もできるので、なんでもおっしゃってくださいね!」と満面の笑みで声をかけてくださる店員さんが登場。
すると次の瞬間、別の店員さんが試飲用の冷たい和風だし汁を差し出してくれました。さらに冷凍コーナーの前を通ると、最初の店員さんがすかさず冷凍の“おやき”の説明を開始! なるほど、久世福商店はチェーン店ながら、個人商店のような手厚いおもてなしをしてくれるお店なんですね。
親切な店員さんに「すぐ売り切れてしまう人気商品」だと言われた勢いで、「いろは堂 炉ばたのおやき なす」(388円)を購入することに。こちら久世福商店のオリジナル商品だとばかり思って購入しましたが、後で調べたら長野県の老舗有名店「いろは堂」の商品でした。
ほぼオリジナル商品で埋め尽くされている久世福商店ですが、一部にこうしたセレクト商品も置いているようです。
【久世福商店】購入品を実食! モヤモヤが止まらないワケ
「食べる、すき焼き」590円
先ほど購入した「食べる、すき焼き」を実食します。
売り場でこの商品を見つけた途端、「『のせる』とか『かける』じゃなくて、『食べる』? 食べるラー油的なノリなんだろうけど、そもそもすき焼きって食べるものでは……」とモヤモヤしてしまった筆者。
同じ棚に「食べる、だし醤油」(590円)や「食べる、梅だし醤油」(590円)という商品を発見し、「なるほど、このシリーズなのか……」と一瞬安心しつつも、「すきやきって調味料じゃないし!」とやはりすっきりしません。
パッケージの写真に倣い、ごはんにのせて、卵黄をトッピングしました。
口に入れると、アルコールのような刺激とともに、猛烈な甘さが襲ってきます。期待していた牛肉の味がしない代わりに、大豆とえのきの味を強めに感じました。