大学生の「アルバイト事情」はどうなっている?「労働時間」と「収入」を解説
4月から始まる新生活に緊張している大学生もいるでしょう。本人だけでなく親の中にも、同じように不安を感じ、入学してすぐにアルバイトを始めると聞くと「もう少し生活に慣れてからでもよいのでは?」と、思ってしまう人もいるかもしれません。   今回は、大学生がアルバイトを始める時期や働く頻度・収入など、大学生のアルバイト事情についてご紹介します。

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大学生のアルバイト事情

高校時代はアルバイトが禁止で、大学に入って初めて外で働く人もいるかもしれません。大学生がアルバイトを始める時期や労働時間・平均収入など、大学生のアルバイト事情を確認してみましょう。
 

大学生がアルバイトをスタートさせる時期

大学生を対象にしたあるアンケートによると、アルバイトを始めた時期で最も多いのは、大学1年生の4月~5月でおよそ4割に上ります。1年生の6月~7月、8月~9月、10月~11月と続き、1年生の11月までにアルバイトを始めた人の割合は、高校時代のアルバイトを続けた人も合わせるとおよそ80%です。
 
新生活が始まる3月から4月にかけては、求人数も増えるといわれています。また、入学からしばらくすると入学後のイベントが落ち着き、時間割が確定した時点で働き始めるちょうどよいタイミングかもしれません。
 

1日の平均労働時間

大学生が1日何時間働いているのかも確認してみましょう。
 
大学生の1日当たりのアルバイト時間で最も多いのは4時間〜5時間未満で、次いで多い5〜6時間と合わせて半数以上に上ります。中には法定労働時間の8時間ぎりぎりまで働く人や、オーバーして働く人もいるようです。
 
大学生が働けるのは、平日の講義が終わってからの限られた時間と大学が休みの土日です。週に2日~4日働いている人が多いことから、土日や講義が早く終わる日などを利用して、一度に長時間働いていることも考えられます。
 

ひと月当たりの平均収入