
▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
年収798万円以上の方はどれくらいいる?
国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、年収が800万円を超えている人数は表1の通りです。
表1
年収 | 人数 |
---|---|
800万超~900万円以下 | 163万8000人 |
900万超~1000万円以下 | 119万1000人 |
1000万超~1500万円以下 | 203万5000人 |
1500万超~2000万円以下 | 45万1000人 |
2000万超~2500万円以下 | 14万3000人 |
2500万円超~ | 16万2000人 |
出典:国税庁長官官房企画課「令和5年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」を基に筆者作成
年収798万円以上を800万円超以上の方と仮定すると、合計で562万人です。調査における給与所得者は全体で5076万人いるため、全体の約11%が年収800万円超えになります。
もし年収798万円以上の方に対して厚生年金保険料の引き上げが実施される場合、1割強の方が対象となるでしょう。
厚生年金保険料が引き上げられるとどんな影響がある?
厚生年金保険料の引き上げと聞くと、負担が増えるイメージを持つ方がいるかもしれません。実際、支払う金額は増えますが、その分メリットもないわけではありません。
そこで、厚生年金保険料の引き上げによるデメリットとメリットについて解説します。