「米」高騰に対して「もち麦でかさ増し」が有効?毎日食べても問題ない?
近年、米の価格が急激に高騰しており、家計を圧迫していると感じる方はいるでしょう。節約と健康面の効果を考えて、白米にもち麦を混ぜてかさ増ししている方もいるかもしれません。今回は、もち麦のメリットや健康効果、毎日食べても問題ないのか、注意点なども含めて解説します。

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米の価格が高騰中!家計への影響は?

近年、米の価格が急上昇しており、家計に負担を感じている方もいるでしょう。総務省による主要品目の都市別小売価格の統計調査によると、2025年1月期東京23区の米の5キログラムあたりの値段は4185円です。
 
同調査による2024年1月期の値段は2440円のため、1年間で1500円以上も米の値段が上がっていることが分かります。主な原因として、天候不順による不作、生産コストの上昇、業者間での取引価格競争などが考えられています。
 
このような状況下で、少しでも食費をおさえるために「かさ増し」や「代替食品」の活用に注目が集まっているようです。米の消費量をおさえる有効な対策の1つとして、安価で栄養価の高い「もち麦」を活用する方法があります。
 

もち麦でかさ増しするメリット

もち麦でかさ増しするメリットは以下の通りです。
 

・栄養価が高く健康によい
・満腹感が向上する
・簡単に炊ける

 
もち麦を白米に混ぜて炊くことで、お米の消費量をおさえながら食事の満足感を維持できる可能性があります。もち麦は白米に比べて比較的安価で購入でき、米の価格高騰対策として有効でしょう。もち麦を取り入れることで家計を助けながら、健康的な食生活を送れます。
 

もち麦の栄養価や健康効果

もち麦は、白米に比べて栄養価が高く、特に食物繊維が豊富に含まれているようです。含まれている食物繊維は、白米の約20倍以上ともいわれており、健康効果が期待できる食品です。
 
もち麦の健康効果は以下の通りです。