主に秋口から冬場にかけて獲れる高級なイカで、呼子ではミズイカと呼ばれます。
やや白っぽい半透明で厚くモチモチした歯ごたえがある身で、噛めば噛むほど甘味と旨味が広がって食べ応えがあります。天ぷらにするとプリプリした歯ごたえと濃厚な味わいが楽しめ、ミズイカが好きという地元のかたや観光客のかたも多くいらっしゃいます。
コウイカ(美味しい時期は2~4月)
冬から春にかけてのケンサキイカとアオリイカの端境期によく獲れます。
身は透明感のある白色で、しっかりした身の厚みがありながら噛み切りやすいやわらかな食感が特徴です。身の中に楕円形の石灰質の甲を持ちインパクトがありますが、上品な味わいで高級寿司店のネタとして使われることもあります。
河太郎のメニュー
イカが食べられるメニューは単品と定食があり、小鉢やいかしゅうまいなどがセットになる「いか活造り定食」が一番人気とのこと。
筆者夫婦が注文した、その「いか活造り定食」と「河太郎定食」について、ご紹介します。ちなみに筆者が訪れたのは9月の中旬でしたのでケンサキイカ(ヤリイカ)です。
いか活造り定食(3,480円)
まずは一品料理が沢山乗ったお膳が運ばれてきます。お櫃ごはんは2人ぶんです。
次に、お待ちかねのケンサキイカ(ヤリイカ)で、小ぶりなので2人ぶんで3匹です。この上ない透明感!そしてウニョウニョ動いています。早く食べたいのですがその新鮮さに1~2分は見とれたり触ったりしてしまいます。
何を置いても、まずはケンサキイカ(ヤリイカ)にお箸が伸びますね。みずみずしくて歯ごたえもよく、九州特有の甘めのお醤油ともベストマッチでご飯が進みます。
テーブルに置いてある塩でいただくのもイカの甘味と相まって美味しいです。また添えられているレモンをキュっと絞ってみるのもオススメです。
温かいうちにイカしゅうまいも食べておきます。上品な甘味が口中に広がり、所々に感じられるイカの塊の食感も心地よいです。