祥伝社より好評発売中の祥伝社文庫・小野寺史宜『ひと』が、3月8日(火)【3・8(みや)の日】に発表された宮崎本大賞にて大賞を受賞した。
宮崎本大賞について
実行委員長の古賀永一さんによると、宮崎本大賞は、「本にまつわる場所に立ち寄ってもらうきっかけを作ろう」と県内の書店、公共図書館司書、学校図書館の図書委員など本に携わる人々が集まり企画されたそうだ。同賞は、今回で3回目を迎える。
『ひと』が受賞した理由
「ひと」というシンプルなタイトルが、読者の想像力をかき立てる。
同書は、突如孤独となった青年が都会で出会った人々との関わりの中で、自分を見つめ力強く歩んでいく物語だ。コロナ禍で希薄となっている「人との交流の尊さ」を感じてもらえるのではないかという。宮崎の多くの本好きが、宮崎の人にお勧めする1冊となっている。
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