『タイプロ』で「視聴者が荒れる意味が分からない」――堂本光一が物申す

 一方、そんな『タイプロ』をめぐっては、KinKi Kids・堂本光一の発言がSNS上で話題になっている。堂本は『タイプロ』の1月17日配信回にて、サプライズで候補生たちの前に登場。レッスンを行う様子を見学するシーンなどが公開されていた。

 堂本は、3月4日発売の「日経エンタテインメント!」25年4月号(日経BP)内の連載コラム「エンタテイナーの条件」で、今回のオーディション開催について、オリジナルメンバー3人の“勇気”は「相当なものだったと思います」(原文ママ、以下同)と寄り添った。

 また、timeleszファンから新メンバーに対して「オリジナルメンバーしか認めない」といった反発の声が上がっていることも把握しているようで、堂本はあくまでオーディションの趣旨は「仲間探し」だと主張。「歌やダンスの実力だけではない、言葉にできないものを基準に人を選ぶわけですから…理解できない方がいるのは分かる」としつつも、表現の世界は「実力だけで物が測れる世界ではありません」とも述べている。

 その上で、「だから個人的には、視聴者が荒れる意味が分からない(笑)」などと、ストレートに物申し、ダンサーやシンガーのオーディションでも、主催者が求めている条件によって「スキルは優っているのに落とされちゃう場合」があるという例を挙げつつ、落選した候補生にもエールの言葉を送っていた。

 こうして先輩に温かく見守られながら走り出したばかりのtimelesz。この先、グループの人気はどこまで上昇するのだろうか?

(取材・文=サイゾーウーマン編集部)