「2022年10月28日に1stデジタルシングル『JUST DANCE!』を配信し、全世界デビューしたTravis Japanは、同曲配信開始から3日間で6万6,716DLを記録し、『オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング』(集計期間は10月24~30日)でトップに立ちました。また、Snow Manは昨年10月に『One』をデジタルリリース。これはグループ初の試みで、初週は3万9,275DLでした。『タイプロ』効果でtimeleszは高い注目を集めるようになり、“新規ファン”の獲得にも成功したと言われていますが、8人で初めてリリースした『Rock this Party』の初週記録(3万5,427DL)はTravis JapanやSnow Manに及ばず、数字がついてきていないのが現状です」

デジタルコンピレーション『Hello! We’re timelesz』、初週1万DLに遠く及ばず

 なお、デジタルコンピレーション『Hello! We’re timelesz』のほうは、「オリコン週間デジタルアルバムランキング」(同日付)で1位を獲得。初週7,620DLで、1万台には遠く及ばなかった。

「King&Princeは6thアルバム『Re:ERA』(昨年12月11日)の発売に先駆け、10月14日にデジタル配信し、初週1万3,327DLを記録していました。timeleszの『Hello! We’re timelesz』はSexy Zone時代の楽曲も入っているため、多くのファンがあらためて配信版で楽曲を聞ける機会でしたが……DL数の伸びはイマイチで苦戦している印象を受けます」(前出・同)

 ただ、「オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング」(3月10日付)には1位の「Rock this Party」以外にも複数の楽曲がランクイン。『タイプロ』の最終審査で課題曲として使われた「RUN」が11位(3,874DL)だったほか、「Anthem」(22位)「人生遊戯」(29位)など、番組関連の楽曲が50位以内に入っていた。Sexy Zoneやtimeleszのファンだけでなく、『タイプロ』を見た視聴者たちもこのタイミングで楽曲をDLしたのかもしれない。