スポーツをテーマに障がい者アートを募集する「パラリンアートカップ」は、前身の「パラリンアート サッカーアートコンテスト」から数えて6回目の2021年、すべてのスポーツをテーマに6月1日(火)~9月24日(金)の期間、作品を募った。
応募作は140点
応募作は140点。東京オリンピック・パラリンピックの年にふさわしく、描かれた対象も多岐にわたった。障がい者スポーツが最多で、初めてバスケットボールがサッカーを上回ったほか、メジャーリーグで大谷翔平選手が活躍した野球の作品も多く集まった。
上位20作を決定
応募作の中から事務局での予備審査で上位20作を決定。その中から審査委員長の遠藤彰子武蔵野美術大学名誉教授の選考により、最優秀作(グランプリ)以下上位作を、また漫画家の高橋陽一さんほか個人審査員が各個人賞を選出した。また各選手会賞は事務局で各競技の特徴的な作品を選び、JリーグやBリーグなどの現役選手の投票によって受賞作を決定した。
グランプリのまりもさん(北海道)には賞状と賞金10万円が、準グランプリ2作には賞状、トロフィー、画材が、審査員特別賞には賞状と画材が、各個人賞作には賞状と副賞が、入選作には賞状が贈られる。
なお各作品は1月開館の「オンラインミュージアム」で紹介される。
グランプリ、準グランプリ作品を見てみよう。
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