ギフテッドのあるあるエピソード
ギフテッドは、生まれつきずば抜けた才能や能力を持ち合わせています。
しかし、その才能や能力が発揮されるタイミングは人それぞれ異なります。
幼い頃に発揮されることもあれば、小学校入学後に才能に気がつくことも。
ここからは、『ギフテッドの個性を知り、伸ばす方法』の著者内に記されている、ギフテッドのあるあるエピソードや実例を紹介します。
『ギフテッドの個性を知り、伸ばす方法』(小学館) 編著:片桐 正敏
もちろんすべてのギフテッドに当てはまるエピソードではありません。
ただし時期によって、ギフテッドの行動や言動に変化があるのは事実です。
幼児期・児童期のギフテッド
・「どこで覚えたの?」と思わず聞いてしまうような大人が使うような言葉を平然と使う
・テレビや親の会話をよく聞き、口達者でとにかくおしゃべりする
・自分に向けられた悪口や他者同士の言い争いに敏感に反応する
・「実験」と称し、いたずらに見えることをとにかくやる。大人を困らせる。
・もくもくと砂遊びをし、お城のようなものをひとりで完成させる。
・一人で遊ぶことが多いが、本人は寂しそうな様子はない。
児童期のギフテッド
・時間を忘れ、好きなことに没頭する
・忘れ物やなくしものがとにかく多い
・学校からの帰り道は、素直に家に向かわずに裏道を探したり、塀をよじ登ったりする
・ぼーっとしているが、自分で妄想を膨らまし、脳内でかなり楽しんでいる
・大人が唸るような芸術作品を作ったりする
思春期のギフテッド
・「学校がつまらない」「学校をやめたい」とよく口に出す
・毎日決まった時間の歌の練習やダンスの練習などを嫌がる
・同じ練習を繰り返すのは苦手だが、自分で楽しめるスポーツは好き
・数学の問題で数式や文字を書くことを嫌がる、めんどくさがる
・自分の良い面だけでなく、苦手な部分だけを見てしまい「将来自分はだめになる」と言う
・ゲームやインターネットばかりしている