ギフテッドとは、生まれつきずば抜けた知的能力を持つ人のこと。一体ギフテッドはどんな特徴を持つのでしょうか。この記事では、ギフテッドの特徴やあるあるエピソードを紹介します。また、ギフテッドが直面する「苦しみ」も一緒に紐解いていきます。
そもそもギフテッドってなに?
ギフテッドは英語で「gifted」と書きます。
まさに贈り物の「gift」からきた言葉で、意味は「神様からの贈り物」。
つまりギフテッドは、「生まれつきずば抜けた才能を持つ人」のことです。
ギフテッドは、決して後天性のものではなく、先天性によるものだと言われています。
しかし、「ギフテッドだ」と判定することは難しいと言われています。
なぜなら、ギフテッドである人はそれぞれ違った才能や特徴を持ち合わせているからです。
「ギフテッド」と判定する難しさ
ギフテッドは「発達障害」や「アスペルガー症候群」、「ADHD(注意欠如・多動症)」と間違えられることも少なくありません。
それぞれ、少しずつ似ている部分があるからです。
『わが子がギフテッドかもしれないと思ったら』
という著書の中では、『ギフテッドは、以下にあげる領域の一つ、あるいは複数の中でずば抜けたレベルの実績をあげている人、あるいはそのような力を潜在している人』と提示しています。
それが、以下5つの領域です。
①知的能力
②特定の学問領域
③創造的思考
④リーダーシップ
⑤芸術
知的能力でいえば、
・小学校入学前に、読み書きができる
・記憶能力がずば抜けている
など、ある分野でずば抜けた能力を持つことが挙げられます。
特定の学問領域でいえば、
・動物や生物に詳しく、長時間集中していられる
・超難解な数学の問題をスラスラと解ける
など。
つまり、ずば抜けた知的能力を持つ子もギフテッドであり、特定の学問領域でずば抜けた才能を持つ子もギフテッドということ。
ギフテッドにはある一定の特徴や特性が見られます。
しかし、人によって特徴や才能の差が激しいことが、ギフテッドの判定を複雑にしていると言えるのではないでしょうか。