透明感があって指先が涼しげな天然石ネイルはセルフネイルでも挑戦してみたいですよね。そこでセルフでできる天然石ネイルのやり方や参考にしたい天然石ネイルのデザインを紹介します。天然石の意味にも注目しながらセルフネイルを楽しみましょう。
天然石ネイルとは?

人気の天然石はそれぞれに恋愛や金運アップなどの効果があるうえ、見た目にも美しいのでアクセサリーとしても人気が高いですよね。
その天然石をネイルで表現したのが今話題の天然石ネイルです。
天然石ネイルには2種類あり、1つは大理石ネイルのようにネイル自体に天然石の質感を表現したもの、そしてもう1つはネイルに本物の天然石をデザインの一つとして取り入れているタイプです。
宝石のような指先で光にあたるとキラキラときれいなので今大注目の天然石ネイル。特に夏にかけて涼し気な天然石ネイルは人気が高まります。
マーブルネイルの応用!
一見難しそうに見える天然石ネイルですが、2色を常の上にのせ色をつまようじや細い筆などでまざるように模様を描くマーブルネイルを応用したものです。
いろいろなデザインに応用できるのマーブルネイルは覚えておくととても便利ですね。
べっ甲ネイル
マーブルネイルの応用編にべっ甲ネイルもあります。
べっ甲ネイルはベースの色にイエローやオレンジを使い、ダークブラウンや黒、紫系の赤をのせて伸ばします。
透明感のあるベースカラーをチョイスするなど色の組み合わせでニュアンスの違うべっ甲ネイルが楽しめますよ。
ギャラクシーネイル
ネイルのベースをネイビーにして白のマーブルを入れるとギャラクシーネイル風になります。
また、星空を表現するならベースの上から白のカラーをスポンジで取り、上からポンポンとのせていくと満天の星空が指先に広がるネイルが出来上がります。
白にくわえて赤など複数カラーを使うとさらにきれいです。最後にグリッターで仕上げると本格的なギャラクシーネイルになります。
セルフで簡単!天然石ネイルのやり方
ネイルサロンに行かなくてもセルフで天然石ネイルをすることは可能です。
基本のやり方さえ覚えておけばいろいろなタイプの天然石ネイルに応用していけるのでぜひチャレンジしてみてください。
①爪や道具の準備
まずはジェルネイルをする前に爪の準備をしっかりとしておきましょう。
ネイルの下準備のことをネイル用語で「プレパレーション」と言いますが、プレパレーションを怠るとジェルネイルの仕上がりや持ちにはっきりと差が出てしまうのでプレパレーションはきちんとしておきましょう。
プレパレーションとは爪の消毒・ファイリング・甘皮処理・サンディング・プレプライマーのことです。
プレプライマーまで終えて初めてジェルネイルの準備完了!ここからベースカラーを入れていきます。
②ベースカラーを全体に塗る
ベースカラーを全体に塗っていきます。ベースカラーはクリアジェルに対して10:1の割合がベスト。
人気のローズクォーツ風天然石ネイルならクリアジェルにピンク(0.5)ホワイトのジェル(0.5)をパレットにとって混ぜましょう。
まぜたら爪全体にベースカラーを2度塗りします。
ポリッシュの場合
ベースカラーを2色、爪の上にポンポンと2~3か所にのせます。
ポリッシュの筆で盛り上がるようにポンとおいてあげると上手くいきます。その上からトップコートを使って爪の上で混ぜていきます。
混ぜすぎると単色のようになってしまうのでマーブルを意識して混ぜましょう。
③ラインをひく
ベースカラーを塗ったら早速天然石らしいラインを引いていきましょう。
細い筆で白のジェルを取り筆を立てるようにして細いラインを爪に引いていきます。単調にならないように斜めの線をいくつか組み合わせると天然石らしくなります。
*ベースカラーを硬化せずに白いラインをいれていくのがポイントです。
ポリッシュの場合
ポリッシュの場合もベースカラーの上から細い線を細かく引いていきます。ポリッシュについている筆は太いので細い筆を使ってくださいね。
④ラインをぼかす
筆についたジェルをキッチンペーパーで優しくふき取ります。
③で描いたラインの下に今度は筆を斜めに倒して(45度)白いラインをぼかしていきます。この時ポンポンと筆を倒してラインを軽く触るくらいでよいでしょう。
筆にホワイトジェルが付きすぎて途中やりにくくなったらその都度キッチンペーパーで筆を拭いてください。
ポリッシュの場合
ポリッシュの場合ラインをぼかすときにはポリッシュ用のトップコートを使います。
まだラインを引いたばかりだと乾いていないのでその上からトップコートを塗ると自然とラインをぼかすことができます。
⑤クリアジェルを塗る
④まででかなり天然石らしいネイルになったと思いますが、ラインがうまくぼかせたら一旦硬化しクリアジェルを塗ります。
クリアジェルを塗ってからまた③④を繰り返しましょう。
間にクリアジェルを入れるとラインの入り方に立体感が出るので本物の天然石のように見えます。
ポリッシュの場合
ポリッシュの場合、塗り重ねてもそこまで奥行きは出ないのでラメなどで立体感を出しましょう。
ラインを引いたところに沿うようにして、またラインとラインのあいだにゴールドのラメを入れていきます。キラキラ感もでて可愛いネイルになりますよ。
最後にトップコートを塗れば天然石ネイルの完成です。
⑥トップジェルを塗り硬化する
ラインを引いてうまくぼかせたら最後にトップジェルを塗り硬化すれば奥行きのある本物の天然石のようなネイルの完成です。
本物の天然石を見るとラインに歪みが入っていたり線の太さも単調ではありません(天然のものですから当然ですね)
真っすぐな線ばかりでなくいろいろと組み合わせると天然石らしくなるのでぜひ試してみてください。
色の組み合わせ方
ここではローズクオーツを参考にセルフネイルのやり方を紹介してきました。色の組み合わせ次第で種類の違う天然石ネイルになるのでいくつか紹介してみます。
これからの夏に大活躍しそうなターコイズはターコイズブルーにブラックのラインで、ベースにパープルをチョイスし白のラインをぼかせばアメジスト風に。
べっ甲ネイルに透明感を出しイエローベースにするとトパーズ風、マーブルにブラックラインを入れると大理石風になります。
このように色の組み合わせ次第でいろいろな天然石ネイルが楽しめます。天然石にはそれぞれ石のパワーが宿っているので気になる石をネイルで表現してみましょう。