フランスママンの味!挽肉のポテト焼き(アッシパルマンティエ)
寒い日は、熱々のオーブン料理が美味しいですよね。今回は、フランスの家庭料理、アッシ・パルマンティエをご紹介します。
アッシ・パルマンティエの『パルマンティエ』は、18世紀後半にじゃがいも の普及に貢献したフランスの農学者、オーギュスタン・パルマンティエ氏の名前から来ていて、フランスでは、じゃがいもを用いた料理に、「パルマンティエ」が使われることが多いです。
アッシ・パルマンティエを簡単に説明すると、挽肉をマッシュポテトで覆ったグラタンですが、作り方は実に様々。日本でも、ご家庭で作っている方もいらっしゃいますよね。
わざわざ挽肉の部分を用意しなくても、残ったミートソースやハンバーグを崩して、アッシ・パルマンティエに活用する事も可能です。
じゃがいもは、メークインやとうやのような粘性の強い品種を選ぶのがおすすめ。ジャガイモをマッシュした時のねっとりとした食感と挽肉がよく絡みます。
一方、粉質のじゃがいもので作ると水っぽくなってしまいがちです。男爵やきたあかりのような粉質のじゃがいも を使う時は、茹でるより蒸して使用するか、水分をよく飛ばして水っぽくならないよう工夫すると、ほくほくとした、違った味わいが楽しめます。
挽肉のポテト焼き(アッシパルマンティエ)の材料(4人分)
じゃがいも 250g
玉ねぎ 160g(小1個)
人参 75g(1/2本)
合い挽き肉 200g
バター 20g
生クリーム 45ml(大さじ3杯)
牛乳 30ml〜(大さじ2杯〜)
塩(じゃがいも用) 小さじ1/4杯
オリーブオイル 小さじ2杯
にんにく 1欠片分
コンソメ顆粒 小さじ2杯
ナツメグパウダー 2振り
塩コショウ 各少々
下準備
・玉ねぎ・人参・にんにくをそれぞれ、みじん切りにしておく。
・オーブンを200℃に予熱する。
挽肉のポテト焼き(アッシパルマンティエ)の作り方
① じゃがいもを茹でます。じゃがいもの周囲に一周切り込みを入れて鍋に入れ、水をかぶるくらいに注いで火にかけ、沸騰したら弱火にして柔らかくなるまで茹でて、熱いうちに皮を剥きます。