
すると「奨学金って借金よ。そんな人はやめておきなさい」と言われて、別れることにしました。さらに「地方出身だから奨学金があるのよ」とも言われ、地方出身者は避けた方がいいと思うようになったそうです。
◆条件ばかり増やして苦戦する、残念な婚活
今ごろ彼は奨学金の返済を完了しているかもしれないのに。完成形の理想の男性を探して、希望条件を増やし、自分の年齢だけが上がるのは、とても残念な婚活のやり方です。
彼は同じ有名大学卒で、コミュ力もあり清潔感もありました。それに対し、マッチングサービスで出会う男性はコミュ力がある男性が少ないと藍さんは感じます。30歳頃から明らかに恋愛経験がないのかなと思うような、デートの段取りが悪い男性と会う機会が増えました。
◆まともな男性が去っていく「失礼すぎる質問」
「私は今まで彼氏がいたことがあるし、同じように何人かと付き合ったことがある男性の方が釣り合うと思うんです」と藍さん。
プロフィールでは恋愛経験の有無は分かりません。そこで結婚相談所で知り合って2回目デートの約束をした相手には「前の彼女はどんな人だったの?」と聞いてみたことがあったそうです。
相手はびっくりして黙り小さい声で「個人情報だし言えないよ」と答えました。藍さんは「いたことがないんだな」と感じたそうです。
次からは「今までの彼女は何人?」と、交際経験の有無も分かるように質問するようにしました。
「いてもいなくても、その質問はびっくりすると思いますよ。単純に失礼ですし、まともな男性は去っていきますよ」
「そうですか?」
「デートですべきはおもてなしです。藍さんは審査ばっかりしてますよ」
「でも男性からも聞かれたことありますし、ちゃんと答えてくれた男性もいますよ」
「なぜその男性と結婚しなかったのですか?」