軟骨ピアスを開ける道具①ピアッサー

軟骨ピアスを自分で開ける時の道具は、ピアッサーとニードルの2種類あります。どちらもそれぞれ特徴が違うので、メリットデメリットをまとめてみました。自分に合った道具を使ってみてください。

ピアッサーはホッチキスのように耳にはさんでパチンと針を押し込む形になります。一瞬で簡単にできて、ファーストピアスもそのまま装着してくれます。初心者ならピアッサーの方が簡単かもしれません。

ただ肉を押しつぶすように無理やり穴を開けるので基本的に痛みも強いですし、ピアスホールの状態があまり良くなく、ホールが完成するのに時間がかかります。また腫れやすくファーストピアスが食い込んで埋まってしまうこともあるので、きちんとしたケアが大切です。

軟骨ピアスを開ける道具②ニードル

ニードルは太い注射針のようなものを耳に突き刺します。ピアッサーよりも開けるのが難しくなり、自分でファーストピアスを付ける必要があるので、少し手間がかかります。

ただし先端がとても鋭利なので、ピアスホールがきれいに仕上がり、完成が早くなります。開けた後のトラブルも少ないので、安全性を重視するならニードルがおすすめです。ちなみにニードルは普通のお店では見かけないかもしれませんが、ネット通販で500円程度で購入できるようです。

軟骨ピアスヘリックスの開け方①ピアッサーで開ける

軟骨ピアスのヘリックス・トラガスの開け方!痛みはどれくらい?
(画像=『lovely』より引用)

続いて軟骨ピアスの開け方を詳しく紹介します。特に人気のあるヘリックスとトラガスの開け方を紹介するので、チャレンジしたい方は参考にしてみてください。

ピアッサーでヘリックスを開ける方法

まずピアッサーでヘリックスを開ける方法です。軟骨部分をピアッサーで開ける場合は軟骨用のピアッサーを使用しましょう。

軟骨ピアッサーの使い方は穴を開けたい部分を消毒液を付けたコットンや綿棒などで消毒し、ヘリックスの位置にマーキングします。その後耳に対して垂直になるようにピアッサーをセットしたら、最後まで一気に押し切って穴を開けます。怖がって一気に押し込めなかったら、余計に痛くなるので注意が必要です。

ピアッサーでヘリックスを開けるときの注意点

軟骨ピアッサーでヘリックスを開ける時の注意点ですが、穴が斜めになったりしないように、必ず耳に対して垂直になるように開けるのがポイントです。

またヘリックスは軟骨ピアスの中でも比較的自分で開けやすい部分ですが、ピアッサーで開けるのはあまりおすすめしません。ピアッサーは先ほども紹介した通り、肉を押しつぶして穴を開けるため、どうしても患部に負担がかかります。人によっては痛みがなかったという人もいますが、強い痛みと腫れによってファーストピアスが埋まり、病院で手術する羽目になった人もいます。

そういうリスクを少しでもなくすのであれば、ニードルで開けるのがおすすめです。

軟骨ピアスヘリックスの開け方②ニードルで開ける

軟骨ピアスのヘリックス・トラガスの開け方!痛みはどれくらい?
(画像=『lovely』より引用)

次はニードルを使う方法です。

ニードルでヘリックスを開けるときに準備するもの

①ニードル14Gか16G
②ファーストピアス
③消毒液とそれをいれる清潔な入れ物
④消しゴムやコルクなどの固いもの
⑤あれば医療用手袋
⑥抗生物質入り軟膏
⑦無菌マーカー

ニードルでヘリックスを開ける方法

①まずは石鹸で手をよく洗ってください。

②ニードル、ファーストピアス、消しゴムかコルクを消毒液に入れて消毒します。コットンや綿棒に消毒液をつけ、穴を開ける部分も、耳の表裏忘れずに丁寧に消毒します。

③穴を開けたい部分にマーカーで印をつけたら、ニードルの滑りをよくするために針の部分に軟膏を塗ります。

④そして片手で消しゴムまたはコルクを耳の裏に固定。ニードルを耳と垂直にセットしたら、ゆっくり押し当てて貫通させます。貫通したら消しゴムなどは放してもOKですが、ファーストピアスを付け替えやすくするため針は貫通させたまま数分待機します。

⑤ニードルの端にファーストピアスを当てて、ゆっくりニードルを抜くと同時にファーストピアスを装着しましょう。ニードルを抜いてからファーストピアスをつけようとすると、ホールが狭くなってファーストピアスを入れる時に痛くなるので、抜く瞬間に入れるのがポイントです。