日本にはない米テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』
「膣引き締めサービスしておきました」医師の言葉に愕然
自叙伝は、加齢に伴う身体やセックスの変化について率直に書かれている。衝撃的なのは、女性器の手術を受けた際のエピソードだ。
長年、摩擦と出血に悩まされていたが、婦人科の医師に勧められて大陰唇の形成手術を受けた。性の悩みというよりも健康を考えての手術だったが、その際、担当した医師が勝手に膣(ちつ)の引き締め手術を行っていた。
手術後にこの医師は「ちょっとサービスしておきました。一石二鳥だね」と誇らしげに説明したという。
ブルック・シールズは「膣の締りをよくしたり、引き締めて若々しくみせたりする必要はなかった」としており、「ひどい侵略行為というか、何かレイプを受けたような奇妙な感じがした」と怒りを記している。
手術後、この事実を夫になかなか話せなかったが、あえてそれを著書でつまびらかにしたことについては、こう記している。
「非常に私的な情報を世間にシェアすることが、まったく恥ずかしくないかといえばうそになる。しかし、女性の健康を守るためには、たとえいやなことであってもリアルな問題として訴えていく必要がある。恥ずかしいなどと考えていられない」
担当医師を提訴する選択肢はあったが、「手術をして正解だと他人に決めつけられるのがいやだった」ので裁判には訴えなかったという。
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暴言吐いて謝罪に来たトム・クルーズ かつての問題蒸し返す
一方、芸能界の裏話では同世代の俳優であるトム・クルーズをやり玉に挙げた。
トム・クルーズはデビュー作がブルック・シールズ主演の『エンドレス・ラブ』でもあることからプライベートでも仲がよかったとされていたが、2005年、NBCテレビの朝の番組に出演した際、産後にうつ状態に陥ったブルック・シールズが精神安定剤を飲んでいることを非難し、女優としてのキャリアがパッとしないのもそのせいだ、という趣旨の発言をした。