電撃引退した中居正広(写真:サイゾーウーマン)

 1月23日、元SMAP・中居正広が同日付で芸能活動引退を発表した。昨年12月19日発売の「女性セブン」(小学館、以下「セブン」)の記事を皮切りに、同26日発売の「週刊文春」(文藝春秋、以下「文春」)などが、中居とある女性との間に“トラブル”が生じていたと報道。騒動が大きくなる中で、大きな決断に踏み切った格好だ。

目次

・中居正広、性加害スキャンダル発覚の経緯
・フジ、CM差し止め企業は「50社超」
・中居、1月23日にFC会員向けて引退報告
・中居ファン、メディアの報道に不快感のワケ
・中居ファン、被害女性への“誹謗中傷”に注意を呼びかけ

中居正広、性加害スキャンダル発覚の経緯

 「セブン」は第一報で、「独占スクープ 中居正広 巨額解決金 乗り越えた女性深刻トラブル」(原文ママ、以下同)と題し、23年に起こった中居の女性問題にフジテレビの編成幹部・A氏が関与していると報道。

 中居、A氏、そして「芸能関係の女性」(以下、X子さん)の3人で会食する予定だったものの、A氏が参加できなくなり、中居と女性が2人だけで飲むことになった中、両者の間に「深刻な問題」が発生したという。

 その後、「文春」が「中居正広9000万円 SEXスキャンダルの全貌」というセンセーショナルなタイトルで、X子さんが中居から「意に沿わない性的行為を受けた」ことをX子さんの知人が告発。X子さんは入院を余儀なくされたこと、両者が示談交渉を交わすまでの流れなども伝え、ネットユーザーからは中居に対する批判の声が続出した。

「昨年12月27日、フジテレビは公式ホームページにて中居の性加害スキャンダルをめぐる社員の関与を完全否定した一方、中居は今年1月9日に自身の公式サイト『のんびりなかい』にて謝罪文を掲載し、『トラブルがあったことは事実』と認めつつ、『双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実』と公表。『このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません』と否定した上で、『示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました』と、説明していたのですが……」(男性アイドルに詳しい記者)