ネット上では「今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」の一文に厳しい意見が相次ぎ、中居へのバッシングが増長。さまざまな臆測や真偽不明なウワサも飛び交い、SNSでは中居に対して会見実施を求める声も上がっていた。

フジテレビ、CMを差し止める企業が「50社超」とも

 一方、フジテレビは「セブン」や「文春」で社員の関与が報じられていたことを受け、同局・港浩一社長は17日に記者会見を開いて騒動に言及。

 トラブル発生直後の23年6月初旬には事態を把握していたこと、「第三者の弁護士を中心とする調査委員会」の立ち上げを明らかにしたものの、記者からの質問に対しては「回答は控えさせていただく」といった曖昧な発言を繰り返し、ネット上で大炎上した。

 その後、フジテレビのCMを差し止める企業が続出し、「50社超」とも報じられている(23日時点)。

 なお、22日には系列の準キー局・関西テレビ(カンテレ)が新年定例記者会見を行い、今回の騒動に触れた。

「トラブル発生時にフジの専務取締役だった大多亮社長は、中居が出演するトーク番組『だれかtoなかい』を打ち切らなかったことについて『唐突に打ち切る手もあったが、そういう動きが果たして彼女のためにどういう影響があるかと考えていた』と説明。『中居氏を守ろうという意識はなかった』といい、『番組を続けていこうなどと思ったことはなかったという気持ちと一緒。怒り? そう取ってもらって結構です』とも発言しています」(同)

中居正広、1月23日午前にFC会員に向けて引退を報告

 そんな中、中居は23日午前、自身のファンクラブ(以下、FC)会員に向けて、引退を報告した。

「午前11時台、FC会員のもとにメールが届いたんです。会員サイトにアクセスすると、“中居ヅラ”(中居ファンの呼び名)へのメッセージとして同日付で芸能界を引退すること、自分の会社である『株式会社のんびりなかい』は残りの手続きや業務が終わり次第、廃業すると書かれていました。いちファンとして、『全責任は私個人にあります』という一言や、最後の“ヅラの皆さん”に対する言葉が胸に突き刺さりました」(中居ファンの女性)