ビヨンセ(2013年)

2013年9月15日、ブラジルのサンパウロでの公演中、ステージ前方で観客と交流していたビヨンセに対し、上半身裸の男性ファンが彼女の腰をつかみ、ステージから引きずり降ろそうとする事件が発生。セキュリティが即座に対応し、ビヨンセはすぐにステージに戻り、パフォーマンスを続けた。彼女の対応はプロフェッショナリズムと冷静さを示すものとして評価された。

 

ジジ・ハディッド(2016年)

2016年9月21日、ミラノ・ファッションウィーク中、モデルのジジ・ハディッドが男性に突然背後から抱きつかれ、持ち上げられる事件が発生した。加害者は、セレブリティへのいたずら行為で知られるウクライナ人のヴィタリ・セディウクだった。ジジは即座に反応し、肘打ちでセディウクの顔を打ちつけ、彼をその場から退散させた。ジジの迅速で毅然とした対応が称賛された。​

 

キム・カーダシアン(2016年)

2016年10月2日、パリの高級ホテルで開催されたファッションウィーク中、キム・カーダシアンは武装した男たちに襲われ、多額の宝飾品を奪われる事件が発生した。侵入者はホテルの警備員を脅して鍵を奪い、部屋に侵入。キムは縛られた状態で監禁され、一時命の危険にさらされた。この事件はセレブリティのセキュリティに関する意識を大きく変えるきっかけとなった。

事件について語るキム・カーダシアン

 

マイリー・サイラス(2019年)

2019年6月2日、スペイン・バルセロナで開催されたプリマヴェーラ・サウンド・ミュージックフェスティバル中、マイリー・サイラスが当時の夫リアム・ヘムズワースと一緒にホテルを出た際、男性ファンが彼女の髪を強引に掴み、無理やりキスを試みた。セキュリティが素早く介入し、ヘムズワースはサイラスを守るようにして車に向かい避難させた​。この事件後、マイリ―は「彼女が何を着ていようと、処女であろうと、5人の人と付き合っていようと、夫と一緒にいようと、彼女の同意なしに触れられることは許されない。彼女が裸であってもそれは同じ」と怒りをあらわにした。