デュア・リパ photo:Featureflash Photo Agency / Shutterstock.com
人気歌手デュア・リパが、チリの首都サンティアゴで滞在中の高級ホテル「リッツ・カールトン」にて、ファンによる侵入事件に巻き込まれた。
報道によると、一部のファンが彼女の部屋の前で待ち伏せしているのが発見されたこの事件を受け、デュア側はセキュリティの緊急見直しを行う事態となったという。
宿泊フロアに侵入
デュア・リパは、南米での広告撮影のためにチリを訪問していた。事件当時、ファンは彼女の宿泊フロアに侵入。さらにエレベーター付近でも待機していたことが明らかになった。
ホテル内の混乱により、セキュリティスタッフは再度の厳重なチェックを余儀なくされた。デュアはこの状況を受けて「ホテル内での写真撮影には応じない」と発表した。
デュア・リパは3月からスタジアムツアーを再開する予定だが、こうした事件を踏まえ、ツアー中のセキュリティ対策も強化が必要だろう。
デュアは今回の事件について「私はチリが大好き。これからも訪問を楽しみにしている」とポジティブなメッセージを残しており、ファンに対しても冷静な対応を見せた。
繰り返されるセレブとファンとのトラブル
セレブとファンの距離感が問題となるのはデュアに限ったことではない。過去には、以下のような有名人も同様の事件に見舞われている。
ジャスティン・ビーバー(2013年)
2013年5月5日、ジャスティン・ビーバーはドバイのThe Sevens Stadiumでコンサートを開催。公演中、ジャスティンがピアノを演奏している最中に、若い男性ファンがステージに乱入し、彼に接触を試みた。セキュリティが即座に対応し、ファンを取り押さえたが、その過程でピアノがステージから倒れ破損する事態となった。ジャスティンは一時的にステージを離れたが、数分後に戻り、コンサートを続行した。
また同年11月3日には、ブラジル・リオデジャネイロでの「Believe」ツアー公演中、楽曲「Boyfriend」のパフォーマンス中に、上半身裸の男性ファンがステージに乱入し、背後からジャスティン・ビーバーに抱きつくという出来事があった。このファンはすぐにセキュリティによってステージから引き離され、ジャスティンは事なきを得た。