●コツ1:早めに電源を切る

暖房器具の電源を切っても、しばらくは暖かい状態が続きます。外出や就寝の直前までつけておくのではなく、15分くらい前には電源を切るとよいでしょう。

●コツ2:窓対策をする

窓から冷気が入ってくるので、窓の開閉を少なくするのはもちろん、厚手で床まで届くカーテンを使用するとよいでしょう。遮光カーテンや遮熱カーテンを使用するとより効果的です。

●コツ3:設定温度を見直す

冬の暖房時の室温は20度が目安です。設定温度を1度低くするだけでも消費電力を約10%削減できるので、温度を見直すとよいでしょう。

●コツ4:着るもので調節する

寒いときは暖房器具の温度を上げるのではなく、1枚羽織るなどして調節をしましょう。3首と呼ばれる首、手首、足首を温めると冷え対策にもなりますよ。

■無理のない範囲で節約を

電気代高騰で節約に励みたいところですが、寒さを我慢して体調を崩すというようなことになっては元も子もありません。無理のない範囲の節約を日々の生活に取り入れていきましょう。

阪田順子(ファイナンシャル・プランナー) FP1級、CFP保有。保険会社での営業、一般企業の経理職などを経て、2020年にファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用や株式投資の講座を開講。投資を中心にお金にまつわる記事の執筆・監修を行う。