冬場は暖かな部屋で快適に過ごしたいところですが、気になるのが光熱費です。暖房費を節約しながら快適に過ごすにはどうしたらいいでしょうか?

■夏よりも冬の電気代が高い

電気代は、特に冬場に高くなることが多いです。その理由は、夏よりも冬の方が室温と外気温の差が激しいからです。

夏場の外気温が30度のときに室温を28度にする場合は、2度下げることになります。それに対して、冬場に外気温が10度のときに室温を20度にする場合は、10度も暖めなければなりません。

■暖房器具ごとの電気代一覧

暖房器具によって電気代はかなり変わります。主な暖房器具の1時間あたりの電気代は以下のとおりです。

暖房器具 参考商品 1時間あたりの電気代
エアコン 三菱電機「MSZ-ZW2522」 3.3円~45.9円
セラミックファンヒーター シャープ「HX-RS1」 強37.2円/弱17.1円
電気ストーブ(ハロゲンヒーター) TEKNOS「PH-1211(W)」 強37.2円/弱24.8円
電気カーペット パナソニック「DC-15NKCD2」 高:7.9円/中:5.7円
こたつ 山善「EYC-80601」 強:5円/弱:2.5円
電気ブランケット KOIZUMI「KDH-L212」 1.6円

■「冬の暖房費」節約のコツ4つ

部屋全体を温めようとすると、それだけ電気代がかかります。電気代を節約するには、大前提として、部屋のドアは閉めて、人がいるスペースだけを温めるように意識することが大切です。その上で、もっと節約につながるコツがあります。