【妊娠線ができやすい人③】乾燥肌
妊娠線ができやすい人の特徴の3つ目は、乾燥肌の人です。
肌が常に乾燥している状態というのは、肌に充分な水分が足りていなくて、妊娠する前から肌に目には見えない細かいひび割れが入っているような状態です。
当然、妊娠によってお腹の皮膚が伸びても、乾燥肌ではない人に比べると、皮膚に柔軟性がなく伸びにくい状態になっているので、妊娠線ができやすくなります。
さらに、妊娠すると乾燥肌の人は更にお肌の乾燥がひどくなる傾向にあります。
乾燥肌ですでに妊娠している人はもちろんのこと、これから妊娠を考えている人は、今から乾燥肌対策をしっかりと行っておくと、妊娠線ができにくい肌を作ることができますよ!!
乾燥肌対策は、皮膚の外側だけではなく、内側からの水分補給も大切です。
こまめな水分補給を心がけましょう!!
【妊娠線ができやすい人④】皮下脂肪が多い人
妊娠線ができやすい人の特徴の4つ目は、皮下脂肪が多い人です。
もともと妊娠する前から皮下脂肪が多い人も妊娠線ができやすくなってしまいます。
どのくらいの人が危ないかというと、妊娠前のBMIが25以上の人は妊娠線警戒域に入っていると考えていいでしょう。
皮下脂肪は脂肪で脂分なのだから伸縮性があると、油断している人も多いですよね。
その油断が大きな間違いなのです。
確かに油には伸びがいいイメージがありますが、身体についている皮下脂肪の細胞には伸縮性がほとんどないのです。
そのために皮下脂肪が多い人はお腹が大きくなると皮下脂肪が割けて妊娠線ができやすくなってしまいます。
皮下脂肪が多い人が妊娠線ができるのを避けるためには、身体にムリのかからない程度のウォーキングやマタニティスイミング等の有酸素運動で脂肪を燃焼させることが大切です。
【妊娠線ができやすい人⑤】多胎妊娠
妊娠線ができやすい人の特徴の5つ目は、多胎妊娠です。
双子や三つ子を妊娠すると、お腹の中の赤ちゃんの人数が、1人だけの妊娠の妊婦さんに比べると多くなる分だけ、お腹が大きくなります。
しかも多胎妊娠でも、1人当たりの成長は他の赤ちゃんとほとんど変わりませんよね。
どうしてもお腹が大きくなると、その分だけ皮膚の伸びも激しくなるので、妊娠線ができやすくなってしまうのです。
妊娠線予防はいつからするべき?
妊娠線ができやすい人できにくい人がいることがわかりましたよね。
妊娠線ができる原因は人それぞれですが、妊娠が分かったら、特に妊娠線ができやすい人は、対策をすることが大切になります。
では妊娠線の対策はいつから始めたらいいのでしょうか?!
妊娠線の対策をいつから始めたらいいのか、というと、妊娠線ができてからで大丈夫!と思っている人もいるようです。
でも実はいつから始めたらいいのか、といって妊娠線ができてから始めるのでは実は遅いんですね。
妊娠線ができるのは真皮と皮下組織の脂肪細胞です。
表皮の傷は簡単に修復できますが、真皮と皮下組織にできてしまった傷というのは一度ついてしまうとなかなか跡が治りません。
ということは妊娠線予防とはいつから始めるべきか、というと妊娠線ができる前、妊娠初期から始めるべきなんですね。