【妊娠線ができる原因②】ホルモンの影響
また妊娠線ができてしまう原因にはホルモンも関係してきます。
妊娠すると妊娠を継続させて、赤ちゃんを成長させるために体の中のホルモンバランスがさまざまに変化しますよね。
その中にはステロイドホルモンの一種であるエストロゲンとプロゲステロンの分泌量の増加もあります。
この2つのステロイドホルモンは妊娠を継続させて、お腹の中で赤ちゃんを育てるのには欠かすことができないホルモンなのですが、肌の修復を妨げる働きもあります。
そのために、お腹が急激に大きくなった時に、真皮や皮下組織がダメージを受けても、肌の新陳代謝が遅くなり、自力で修復をする力が弱まってしまうのです。
妊娠中は肌の再生力が弱まることも妊娠線ができてしまう原因になるのです。
妊娠線ができやすい人には特徴がある!!
妊娠線ができる原因はわかりましたね。
でも、妊娠すると誰でも同じようにホルモンバランスが変化して、お腹が大きくなるのに、妊娠線ができる人とできない人がいます。
もちろん妊娠線ができない様に気を付けてケアをしている人の多くが妊娠線ができないものですが、妊娠線ケアをしない人でもできない人はできないものです。
実は妊娠線ができやすい人には共通した特徴があります。
ここからは妊娠線が特にできやすい人についてみていきましょう。
【妊娠線ができやすい人①】30歳以上の妊婦
妊娠線ができやすい人の特徴の1つ目は、30歳以上の妊婦さんです。
基礎化粧品のCMでも30歳はお肌の曲がり角だと言っていますよね。
どうしても20代の前半の若い頃と比べると、30歳くらいになってくると、お肌の弾力が失われてしまうものです。
もちろん顔の肌だけではなく、身体全体の肌にハリが無くなってくることから、30歳以上の妊婦さんは若い人よりも妊娠線ができやすくなると言われています。
【妊娠線ができやすい人②】冷え性の人
妊娠線ができやすい人の特徴の2つ目は、冷え性の人です。
冷え性の人というのは、もともと全身の血行の流れが悪いものですよね。
特に体の一番外側の皮膚の毛細血管には十分な血液が回りにくくなっています。
血行が悪いと、栄養や酸素を体の隅々の細胞組織に届けることも、細胞組織から出た老廃物を運び出すことも上手くできなくなります。
そのために新陳代謝が妊娠前から悪いものです。
そこへ妊娠によるホルモンバランスの変化によってますます新陳代謝が鈍ると肌の再生が上手くいかなくなり、結果として妊娠線ができやすくなってしまうのです。