ダイエット効果が高いはちみつの食べ方は?
はちみつのダイエット効果を最も高めるのは、寝る前に大さじ1杯食べることだと言われています。このダイエット方式はイギリスの薬剤師であるマイク・マッキネス氏が考案したもので、「冬眠式プラスハチミツダイエット」と呼ばれています。はちみつはそのまま食べても、お湯に溶かして飲んでも大丈夫です。寝る1時間前に摂取すると、最も効果が高くなります
冬眠式プラスハチミツダイエットの仕組み
なぜ寝る前に大さじ1杯のはちみつを摂取すると良いのかというと、成長ホルモンの分泌が促進され、体脂肪の燃焼につながるからだと言われています。通常、成長ホルモンは寝ている間に多く分泌されます。そして成長ホルモンを分泌するエネルギーを作るために、ブドウ糖を消費します。成長ホルモンは深い、質の良い眠りをしているときに分泌されるため、眠りが深いほど効果が高くなります。はちみつには「トリプトファン」という物質が多く含まれています。このトリプトファンは体内で「セロトニン」という物質に変わり、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌を促します。つまり、はちみつに含まれるトリプトファンが睡眠の質を向上させ、成長ホルモンの分泌が促進され、エネルギー代謝が良くなり、寝ている間のカロリー消費につながるという仕組みになっているのです。
はちみつダイエットの注意点
はちみつはエネルギー代謝を高める、優秀なダイエット食材ですが、注意しなければいけないこともあります。それは、加糖のはちみつ、カフェイン、炭水化物の過剰摂取の3つです。
加糖はちみつは逆効果
はちみつには2種類あります。1つは純正の生はちみつで、もう1つは、はちみつに水あめなどが加えられている加糖はちみつです。はちみつダイエットを行う場合は純正生はちみつを使います。これは加糖はちみつに含まれている糖がエネルギーとして吸収されにくいからと、加熱処理によりはちみつの栄養素が壊れてしまっている場合があるからだと言われています。生はちみつは加糖はちみつよりも値段は高いですが、はちみつダイエットのときは、生はちみつを使いましょう。
寝る前のカフェインはNG
はちみつダイエットは良質な睡眠を基本としたダイエット方法です。このため寝る前にカフェインを摂取して、睡眠を妨げるとダイエット効果は低くなってしまいます。はちみつダイエット中は、特に良質な睡眠を意識した生活を心がけましょう。
夕飯の炭水化物は控えめに
いかに、はちみつがほかの甘味料より低カロリーだと言っても、やはり多少はカロリーがあります。夕飯の炭水化物を控えめにして、カロリーを調整すると良いでしょう。
最後に
今回ははちみつのカロリーと栄養価そして「冬眠式プラスハチミツダイエット」についてご紹介しました。ポイントは適度なはちみつ摂取量と良質な睡眠を心がけることです。痩せたいけど、どうしても甘いものはやめられない!という方はぜひ参考にしてみて下さい。
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