実際、日本でこの著者の作品が刊行されていれば、アピール材料になります。また、出版されるという絵本も、扱う内容は似ているもののHさんの選んだ原書とはアプローチが違いますし、むしろ似た内容を扱ってくれることで、ひとつのカテゴリとして今後提案できるかもしれません。このメソッドについての絵本というだけでなく、このカテゴリの絵本として売り込むこともできれば、持ち込める出版社も増えるでしょう。
他の作品の刊行がプラスに働くことをお伝えしたところ、Hさんは、A社に持ち込むことを決めました。A社の公式サイトには持ち込みに関する規定は明記されていなかったため、お問い合わせ欄から応募することになりました。
連絡をもらうまでには時間がかかるものですし、お返事がないことも多いものです。ところが、Hさんには編集部の方からすぐにお返事がありました。早速企画書、試訳とともに原書のPDFをお送りしたHさん(現物をお送りするのが望ましいのですが、Hさんはアメリカ在住のためPDFとなります)。現在ご検討いただいているところで、私も楽しみに待っています。また追ってお伝えしますね。
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