家族4人で「スシロー」に行くと、毎回の会計は8000円ほど! 友人が「株主優待券」を使っていて気になるのですが、自分で「株」を持つにはいくら必要なのでしょうか?
寿司は幅広い世代に親しまれ、家族そろって外食に選ぶ機会も多いと思います。スシローをはじめ、手頃な価格の回転寿司チェーンを定期的に利用している家庭も少なくないでしょう。よく利用するからこそ「少しでもお得になれば」と、株主優待を受けたいと考えることもあるかもしれません。   本記事では、スシローの株主優待を利用するために必要な資金や、活用時に押さえておきたいポイントについて紹介します。

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スシロー株主優待を受けるために必要な資金

スシローの株主優待を受けるには、株式会社FOOD & LIFE COMPANIESの株式を100株以上保有する必要があります。株価は日々変動しますが、2024年2月16日時点では1株約4000円前後で推移しており、100株購入するには約40万円かかります。
 
株主優待は年2回(6月・12月)贈られます。例えば、100株保有の場合、年間3300円分の電子チケット式食事券が付与され、スシローやグループ店舗で利用可能です。
 
また、保有株数に応じて優待額が増える仕組みになっており、

●100~199株で年間3300円分
●200~399株で年間4400円分
●400~799株で年間6600円分

の割引券を受け取れます。
 
さらに、株式を3年以上継続して保有すると、優待額が上乗せされる長期保有特典もあります。
 

スシロー株主優待を利用する際の注意点

スシローの株主優待は、会計金額によって利用可能な割引券金額が変わり、会計金額1100円(税込)ごとに、550円分の割引を利用できます。
 
例えば、会計金額が1100円の場合、優待券を1枚使うと550円の割引が適用されますが、2枚使用して会計が0円になることはありません。優待券は電子チケットへの交換時に、550円券と1100円券の2種類から選ぶことができます。
 
株主優待は店内での飲食や店頭からの持ち帰りには利用できますが、各種デリバリーサービスなどのネット決済では使用できない点にも注意が必要です。なお、優待は電子チケット形式でスマートフォンに表示されるため、スマートフォンの操作に不安がある方は、事前に使い方を確認しておくと安心でしょう。
 
また、株主優待には有効期限があり、6月分はその年の12月末、12月分は翌年の6月末までが期限で、期限を過ぎると無効となります。
 

スシロー株価の現状と競合チェーン店との比較