そんな「Say I do / Tokyo Crazy Night」は、5日付の「オリコンデイリーシングルランキング」で首位をキープしたが、売り上げは8,563枚。2日目にして1万台を切るほど、大幅ダウンした。
ちなみに、Travis JapanのYouTubeチャンネルでは3~4日かけて2曲のミュージックビデオがアップされた。再生回数は、7日午前0時時点で3日配信の「Say I do」が59万台、「Tokyo Crazy Night」は49万台と2ケタ万台で、いずれも100万台には届いていない。
Travis Japan・松田元太の露出増も、売り上げアップにつながらず
Travis Japanメンバーといえば、昨年頃から松田元太のテレビ露出が急増。「九九が言えない」という“おバカキャラ”が大ウケし、バラエティ番組で引っ張りだこに。個人のCM出演も獲得したほか、今年4月期のフジテレビ系ドラマ『人事の人見』では地上波ドラマ単独初主演にして、ゴールデンタイムのドラマ初主演という大役を任されるなど、すっかり“売れっ子”になった印象もあるが……。前出の阿部氏は、グループの現状についてこう語る。
「昨年12月、ニホンモニター株式会社が発表した『2024タレント<関東・関西>番組出演本数ランキング』(同年1月~11月のテレビ番組出演者データをもとに作成)において、Travis Japanは『出演番組の増加数を比較したブレイクタレント(関東のみ集計)』の1位に輝いていました。23年の出演本数は172本だったところ、24年は262本増の434本だったとか。ニュースサイト『モデルプレス』は12月4日配信の記事内で、『個々での活動が多い中、とりわけ松田元太はバラエティ番組やドラマなど幅広く活動し、メディアでの露出量が大幅に増加した』(原文ママ、以下同)と伝えていたんです。しかし、今回の結果を見る限り、CDの売り上げアップにはつながっていないようです」