こうして、大きな注目を集めた神谷の“再婚”だが、当初、業界内にも衝撃が走ったそうだ。

「神谷は、仕事現場ではプライベートについてほとんど話すことがないため、今回の発表にほとんどの人が驚いていたように思います。8年前の結婚報道の印象が強く、『誤報では?』と思う人もいたほどです」(声優事務所関係者)

 なお、神谷は8年前の報道の際、声優という職業上、「自分の名前で人前に立つときも常に作品やキャラクターを背負っている自負」があることから、「プライベートを仕事に持ち込まない」という信条を持つに至ったと説明していた。今回の結婚発表はそれに反しているといえるだろう。

「離婚を報告せず結婚を発表したのは、一貫性がない。事情はさまざまあるかもしれませんが、元日の時点で、前妻の中村が発表した内容を、きちんと公表すべきだったのでは。結果的に神谷は自分の評価を下げてしまったような印象を受けます。また、青二プロは本人に事前に確認しているはずですから、事務所の対応としても適切とはいえません」(同)

神谷浩史、結婚発表の混乱は専属マネジャー不在が関係?

 結婚報告をめぐり、業界内からも厳しい意見が寄せられることとなった神谷だが、その背景には、事務所の体制も影響しているとか。

「青二プロは6年前に組織を一新し、神谷が頭を下げていた上層部はいなくなっています。現在の上役は神谷よりも年下ということもあり、力関係が逆転している可能性はあるでしょう。昨年、古谷徹がファン女性との不倫騒動で世間を騒がせ、『名探偵コナン』(日本テレビ系)や『ONE PIECE』(フジテレビ)から降板させたときと比べ、事務所の対応が粗雑だったと感じます。神谷の一件は、立場が低いスタッフに対応を任せていたのかもしれません」(同)

 また、青二プロには専属マネジャーが存在せず、「プライベートに介入しにくい環境であることも、今回の混乱を招いた一因」(同)とも指摘する。