Number_iの新曲「GOD_i」が、2月5日公開の「Billboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”」で首位を獲得。1月27日にYouTubeで公開されたミュージックビデオは1,700万回再生を超えており、動画には3万3,000件を超えるコメントが寄せられている。

Number_i「GOD_i」、地上波初披露待ち望む声も

 メンバーの岸優太がプロデュースした「GOD_i」は、「一歩前に踏み出すための勇気に繋がれば……」という強い想いをテーマに、切ないトップラインとサビのビートがクセになるNumber_iの“新境地”となる楽曲。

 メンバーの神宮寺勇太いわく同楽曲には「ものすごい深いメッセージが込められてる」といい、岸は「新鮮なNumber_iを楽しんでください」とコメント。ネット上では「テレビ初披露はまだかな?」「テレビでフルパフォーマンスが見たい」と地上波初披露を心待ちにするファンも散見される。

 さらに今月、Number_iが5月31日と6月1日にアメリカ・ロサンゼルスで開催される音楽イベント『Head In The Clouds Festival』に出演することが発表され話題に。「最近、海外のヒットチャートでも上位に入ってるし、徐々に3人の魅力が世界に届いてる!」などと喜ぶファンも多いようだ。

Number_iの「ラップの特徴」とこだわりとは?

 ラップクリエイターとして『ヒプノシスマイク』の作詞を手掛けるほか、アーティストのラップレッスンも務めるマチーデフ氏は、Number_iのラップの特徴について次のように話す。

「どの曲のラップも、音として耳心地の良さを追求している印象です。子音の発音の仕方だったり、母音の響かせ方など、細かい部分までかなり工夫されています。ある種、日本語を英語風に発音しているラップとも言えるのですが、そういったラップは耳心地が良い一方、突き詰めていくとどんどん歌詞が聴き取りづらくなっていってしまう側面もあるんですね。しかし、英語圏も含めたワールドワイドな活躍を狙うNumber_iにとって、そういった工夫の追求はむしろ自然なことでしょうし、音の気持ち良さで言語の壁を越えてやるという覚悟の表れでもあるのかなと。