ビヨンセビヨンセ photo: DFree / Shutterstock.com

第67回グラミー賞授賞式が、米時間2月2日(日本時間2月3日)開催され、ビヨンセがアルバム『Cowboy Carter』「最優秀アルバム賞」を受賞した。

ビヨンセが最優秀アルバム賞をついに受賞

ビヨンセはこれまでに『I Am… Sasha Fierce』、『Beyoncé』、『Lemonade』、『Renaissance』といったアルバムで「最優秀アルバム賞」にノミネートされてきたが、今回『Cowboy Carter』でついに初の同賞受賞を果たした。

また彼女は、21世紀において「最優秀アルバム賞」を獲得した最初の黒人女性となった。なお、黒人女性による同賞受賞は、1999年のローリン・ヒル以来4人目となる。

受賞スピーチにおいて、ビヨンセは最近のロサンゼルスの山火事とそれに立ち向かった消防士たちに感謝の意を示した。また彼女は、音楽業界において新たな道を切り開くことの重要性を強調した。

 

最優秀新人賞はチャペル・ローン

最優秀新人賞にはチャペル・ローンが選ばれた。

チャペル・ローンのデビューアルバム『The Rise and Fall of a Midwest Princess』(2023年発売)は大きな注目を集め、2024年にリリースされたシングル「Good Luck, Babe!」は広く人気を得た。そして今年のグラミー賞では、「最優秀アルバム賞」や「最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞」を含む6部門にノミネートされた。

またチャペルは授賞式で「Pink Pony Club」を披露し、ロデオの道化師や巨大なピンクのポニーと共にパフォーマンスを行い、会場を盛り上げた。