現在放送中の清野菜名主演“月9ドラマ”『119 エマージェンシーコール』(毎週月曜午後9時台)は、消防局の通信指令センターを舞台にした作品で、横浜市消防局が全面協力している。

 23日に行われた同局の社内説明会では、ドラマに関わるスタッフが港浩一社長(当時)に「仮に119番にまでクレームが来たら、協力を外さざるを得ないと(市側から)説明があった。このままでは最終回まで撮影できない」と伝えたそうだ。

 さらに、「バラエティー番組スタッフも頭を抱えている」といい、「スポニチ」の取材に対してスタッフは「街ブラやグルメロケの許可が下りず、すでに撮影した素材の差し替えを頼まれるケースもある」と漏らしたという。

 また、「フラッシュ」(光文社)のニュースサイト「Smart FLASH」が24日に配信した記事によると、同局の元SMAP・香取慎吾主演ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(毎週木曜午後10時台)は、1月中旬に東京・有楽町で予定していたロケが「急にダメになった」とのこと。中居の一件と直接的に関係があるかどうかは不明ながら、記事では香取が“とばっちりを食らった”と報じた。

 さらに、「東京スポーツ」のニュースサイト「東スポWEB」は27日配信の記事で、嵐・松本潤が7月期ドラマ(水曜午後10時枠)で主演するという話が浮上していると報道。記事内で、同局局員は「松潤が警察官を演じる警察モノ」と作品の特徴を明かしつつ、「ただ、本人がこの出演を見合わせるのではと指摘されています」とコメントしていた。

Travis Japan・松田元太ファンから「タイミング悪すぎ」「無事に制作されますように」と悲痛な声

 こうして、中居の女性トラブル問題の影響が出始めているだけに、4月期ドラマ主演のニュースを受けて、松田やTravis Japanのファンからは祝福の声が上がる一方、「うれしいけど複雑」「タイミングが悪すぎ」「残念な思いはしてほしくない」「なくなることだけは勘弁して」「どうか無事に制作されますように」などと悲痛な声が続出。手放しでは喜べない状況のようだ。