食器棚シートって、必要？必要じゃない？食器がずれないようにすべり止めがついていたり、抗菌・消臭効果のある食器棚もありますが、おしゃれのために敷いているご家庭もあります。おなじみのニトリや無印、そして100均で購入できる食器棚シートを比較してみましょう。

食器棚シートは必要？

食器棚シート、使っていますか？食器棚シートは、かわいさやおしゃれのためで言えば、必ずしも暮らしに必要なものではありません。ですが、食器は洗って乾燥させたつもりでも、わずかな水滴がついていることが多々あります。そうした積み重ねで湿気が溜まり、カビが繁殖しないとも限りません。そんなとき、水分を吸着してくれる食器棚シートがあると、湿気がこもりにくくなります。

食器をずれないようにするすべり止めがついたものや、抗菌・消臭・防虫などの効果があるものなど、実は機能性抜群の食器棚シートもあります。すべり止めって必要なの？と思われるかもしれませんが、防災の意味では必要ないとは言えません。食器棚自体にロックがついていれば、地震の際に食器が飛び出してくる心配はありませんが、食器同士がぶつかって割れることがあります。

また、地震が起きなくても、食器の出し入れで棚を傷つけることもあります。賃貸などで食器棚が備えつけの場合は、傷がつかないように配慮することも必要です。

食器棚シートでさりげないおしゃれを

暮らしの中で食器棚シートが必要であるとおわかりいただけたと思いますが、やはりおしゃれ心も捨てがたいところ。食器棚シートを敷くことで、食器棚がダサくなったりと見た目が悪くなるのは嫌ですよね。普段は食器棚の扉を閉めていれば、見えることのない箇所ではありますが、食器棚は来客時に開けることも多いものです。おしゃれな食器棚シートを選べば、カップを取り出すときなど、扉を開けるときに気持ちに余裕が持てます。

食器棚は一日の中で何度も開け閉めするものなので、自分は度々目に入れることになります。おしゃれな食器棚シートを敷いておけば、開ける度に気分が上がります。さりげないおしゃれは、暮らしの中で必要なものです。

ただ底面に敷くだけでなく、両面テープなどで仕切りの表側にも貼っておくと、目に入りやすくなります。インテリアにこだわりたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

食器棚シートは定期的に交換しましょう

おしゃれな食器棚シート、もしくはすべり止め付きの食器棚シートをすでに敷いている！という方、食器棚シートは定期的な交換が必要だとご存じですか？特に防虫・抗菌・消臭などの機能が備わっているものは、1年も経過すると、効果が切れてしまいます。そういった機能のない食器棚シートでも、食器を出し入れするうちに、少しずつ劣化していくものです。1年を目安に交換することが、ベストと言えます。

交換を機におしゃれな食器棚シートに変えてみると、気分転換にもなります。今は100均でもカフェ風の食器棚シートがたくさん出ているので、見慣れた食器棚がおしゃれな棚に変身しますよ。カフェ風の柄以外にも、キャラクター柄、レースタイプなど、その種類は様々です。

食器棚シートの敷き方

敷き方にコツはありません。買ってきたシートを食器棚の大きさに合わせてカットし、敷くだけです。ですが、多くの食器棚シートは丸まった状態で売られており、そのまま敷いてもピンと平らになりにくいものです。食器を四隅に置けば、多少浮いても次第に落ち着いてきますが、気になる方は、剥がせるタイプの両面テープで角を貼り付けてもよいでしょう。

大きさは、はみ出たり折りたたまれたりしないよう、少し小さめで大丈夫です。棚の隅々まで敷き詰めるよりも、少し余裕を持たせた方がおしゃれに見えます。