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ライオン・キング:ムファサ』も公開となる『ライオン・キング』より30周年記念映像が解禁。

壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”をテーマに描き、映画、演劇、音楽のすべてを極めたディズニーの一大叙事詩『ライオン・キング』。アニメーション映画として誕生した本作は、多くの映画賞・音楽賞を総なめにし、奇跡の映像美、圧巻の楽曲、感動の物語によって世界を熱狂させた。

そんな『ライオン・キング』は2019年に“超実写版”『ライオン・キング』へと進化を遂げ、全世界で公開、『美女と野獣』『アラジン』『アナと雪の女王』を超え、ディズニー映画として世界歴代映画興収No.1となる約16.6億ドル(2,639億円/1ドル159円換算:6/24時点)を記録している。

『リトル・マーメイド』(’89)、『美女と野獣』(’91)『アラジン』(’92)に続いて、1994年に公開され、10年にわたって続いた“ディズニー・ルネサンス”の1本という立ち位置を築いたアニメ映画『ライオン・キング』。今年はそのアニメ映画公開から30年を迎える記念すべき年。アメリカでの当時の公開日6月24日(日本は同年7月23日)に合わせ、今作の偉大な歴史を振り返る30周年記念映像が解禁された。

『ライオン・キング』公開30周年記念映像

解禁となった特別映像は、名曲『サークル・オブ・ライフ』に合わせて王国の呪術師ラフィキが王の息子シンバを抱き上げ、未来のプライド・ランドの王の誕生を告げる象徴的なシーンでスタート。そして、王ムファサが息子シンバに“命の環”(サークル・オブ・ライフ)や王としての教えを説くシーン、美しいサバンナの地を駆け回る様子や、プライド・ランドの住民たちの生き生きとした姿、危険なヌーに追いかけられるシンバなど、名シーンが満載だ。さらにシーンごとにアニメーション版から実写版へと映像が移り変わるという贅沢な内容となっている。

また、この映像に映し出されるのは映画のシーンだけではない。名シーンを真似て子供を抱き上げる母親の姿や、ミュージカル版『ライオン・キング』の様子、ディズニーランドのショーや、ゲームになったシンバの姿まで映し出され、この30年間『ライオン・キング』がいかに世界中の人々に影響を与え、愛されてきたのかが分かる内容となっている。

『ライオン・キング:ムファサ』今年公開

この記念すべき30周年の年に劇場公開(12月20日公開)となるのが、シンバの父であるムファサの<始まりの物語>である『ライオン・キング:ムファサ』。仲睦まじく育ってきたムファサと、その兄弟タカ(後のスカー)はなぜ別の道を歩むことになったのか。王家の血を引くタカではなく、なぜ孤児のムファサが王になったのか。『ライオン・キング』でも因縁を感じさせたムファサ、スカー、そしてシンバの母となるサラビとの間にはどんな物語があるのか…。『ライオン・キング』では明かされなかったシンバの父、偉大なる王ムファサの“はじまりの物語”が語られる。

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本作の監督を務めるのは、『ムーンライト』(’16) でアカデミー賞作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス。数々の名作を手掛けてきたバリー・ジェンキンスだけに、どんなドラマティックな物語になるのか、期待も高まる。

そして、新キャラクターの声優として、若きムファサ役に『地下鉄道~自由への旅路~』(’21)でもジェンキンス監督とタッグを組んだアーロン・ピエール、輝かしい未来を持つライオンの王子でムファサを兄弟として家族に迎え入れるタカ役(後のスカー)に『シラノ』(’21)のケルヴィン・ハリソン・Jr.、若きサラビ役にティファニー・ブーンが抜擢。そして、ムファサとタカを追い詰める恐ろしいライオンのキロス役は、日本でも人気が高いマッツ・ミケルセンが演じる。

『ライオン・キング』に続き、プンバァをセス・ローゲン、シンバをドナルド・グローヴァー、ナラをグラミー賞受賞28回、世界の歌姫ビヨンセことビヨンセ・ノウルズ=カーターが続投することも発表された。そしてその、シンバとナラの娘・キアラ役は、ビヨンセの愛娘、ブルー・アイビー・カーターが演じ、映画では初となるビヨンセ母娘の共演にも注目が集まっている。

『ライオン・キング』30周年記念の年を締め括るのに相応しい圧巻の名曲の数々と、観客の想像をはるかに超える<超実写版>が再び日本に上陸する!今後の続報に期待だ。