都市部から程近い神奈川県は、初めて田舎暮らしをする方に適した移住エリアです。この記事では、神奈川県内で田舎暮らしをする際のおすすめ場所、メリットとデメリット、移住支援制度が充実している自治体について紹介していきます。

神奈川県で田舎暮らしをするならここ!おすすめの場所5選

神奈川県で田舎暮らし!神奈川県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

神奈川県は、程良く田舎暮らしを楽しめるエリアです。
ここでは、神奈川県内で田舎暮らしに適している自治体5つを紹介します。

  • 藤沢市
  • 川崎市
  • 相模原市
  • 茅ヶ崎市
  • 鎌倉市

自治体ごとに、異なる特徴を持っています。
自然環境、利便性、教育機関の充実度、交通アクセスなどを交えながら解説しているので、神奈川県で田舎暮らしを検討中の方はぜひ参考にしてください。

それでは、各自治体の詳細についてチェックしていきましょう。

藤沢市

藤沢市は、海が魅力の自治体です。
湘南地域に属する藤沢市は、湘南海岸や江の島をはじめとする海の多いエリアとなっています。

神奈川県で田舎暮らし!神奈川県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

そのため、休日にマリンスポーツを楽しみたい方や、海風を感じながら暮らしたい方に最適な移住地です。年間を通して温暖な気候で、小さな子どもを持つ家族世帯や老後移住を考えるシニア世代にとっても暮らしやすい自治体です。

また、藤沢市には、公立の小中学校や高校のほか、私立の中高一貫校、大学、専門学校など、教育機関が多いという特徴があります。教育の選択肢が幅広いことから、「田舎暮らしに興味はあるけど子どもの教育の幅を狭めたくない」「田舎は教育レベルが低いイメージがある」といった不安を感じている方でも安心です。

尚、東京までの所要時間は、乗り換えなしで約50分となっています。

川崎市

川崎市は、人口150万人ほどの自治体です。
神奈川県の第二の都市とされており、利便性や交通アクセスの良さが魅力です。

川崎市には、「ラゾーナ川崎」「アトレ川崎」「川崎アゼリア」などのショッピングセンターが多いという特徴があります。日常の買い物はもちろん、映画館やジムなどの利用もできることから、大都市と変わらない暮らしを楽しめる点もポイントです。
大都市から田舎へ移住する場合、田舎暮らしの不便さにカルチャーショックを受けやすい傾向にあります。田舎の生活に適応できないケースも多く、田舎へ移住したことを後悔する層も少なくありません。
一方、大都市と同様の利便性を兼ね備えた川崎市であれば、田舎すぎない生活を実現できます。
河川や運河のある地域となっていることから、程良い自然を感じられる点もメリットです。

尚、川崎市から東京までの所要時間は、乗り換えなしで約20分です。東京までアクセスしやすいため、都市部まで通勤・通学しやすいというメリットがあります。

相模原

相模原市は、神奈川県の北部に位置しています。
人口は72万人ほどとなっており、県内で第3の人口規模を誇る自治体です。

相模原市は、商業施設の多さが魅力です。
市内には「イオン相模原ショッピングセンター」があり、スーパー、ホームセンター、大型量販店なども集まっています。日常生活を難なく送れることから、田舎特有の不便さを感じることもありません。
また、相模原市に移住することで、子どもの教育機会を増やすことができます。小学校から大学まで豊富な選択肢があることはもちろん、インターナショナルスクールや小中高一貫校がある点もポイントです。 認定こども園などもあることから、子育て世帯にとって住み心地の良い移住地となっています。

尚、相模原市から東京まで移動する場合、公共交通機関で1時間弱、車で40分程度の所要時間です。東京までのアクセスが良いというメリットがあるため、「移住しても東京の職場に通いたい」「田舎暮らしに憧れるけど東京の会社を辞めるのはハードルが高い」という方でも安心して移住することができます。

茅ヶ崎市

茅ヶ崎市は、湘南エリアに位置する自治体です。
「サザンビーチちがさき」「海浜自然生態園」「神奈川県立茅ケ崎里山公園」など、自然に関連した観光スポットが多いという特徴があります。

神奈川県で田舎暮らし!神奈川県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

自然環境の良い茅ヶ崎市ですが、製造業が盛んな自治体としても知られています。大手企業の製造工場が集まっており、雇用機会が多い点もポイントです。
田舎暮らしをする場合、移住後の就職先が少ないというデメリットがあります。 一方、製造業で賑わう茅ヶ崎市なら、就職先の選択肢が多彩です。

また、茅ヶ崎市では、漁業が盛んに行われています。新鮮な魚介類が豊富なことから、「移住後は現地生産の食材を使った健康的な食事を楽しみたい」「新鮮な魚を安く手に入れて経済的な田舎暮らしをしたい」と考えている方にも最適です。

尚、茅ヶ崎市から東京へ行く場合、片道1時間弱の所要時間となっています。国道、JR、バスをはじめとする交通アクセスが発達していることから、都市部へのお出掛けの際にも便利な立地です。

鎌倉市

鎌倉市は、神奈川県の南部に位置する自治体です。
「長谷寺」「円覚寺」「建長寺」「鶴岡八幡宮」をはじめとする神社仏閣が多く、歴史と文化が根付いたエリアとして知られています。趣深さを感じられることから、和の雰囲気の中でのんびりと暮らしたい方に最適です。

神奈川県で田舎暮らし!神奈川県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

また、鎌倉市は、湘南海岸、七里ヶ浜、由比ヶ浜のほか、「鎌倉中央公園」や「フラワーセンター大船植物園」などの自然が多いエリアです。 ハイキングコースもあることから、大自然の癒しを感じながらストレスフリーな生活を送ることができます。

鎌倉市では、年間を通してさまざまな祭りが開催されています。「鎌倉祭り」「鶴岡八幡宮秋期例大祭」「海上花火大会」「面掛行列」といった現地独特の祭りを楽しめることから、「祭りを通して現地の文化を理解したい」「色々な祭りに参加して地域の人と交流したい」という方におすすめです。

尚、鎌倉市から東京までの所要時間は、50分程度です。大都市から程近い距離感となっているため、利便性を兼ね備えた田舎暮らしを楽しめます。