神奈川県で支援制度のあるおすすめ自治体3選

神奈川県で田舎暮らし!神奈川県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

神奈川県で快適な田舎暮らしを送りたい方は、各自治体が実施する移住支援制度に着目しましょう。
自治体ごとに、移住前から移住後までさまざまな支援活動を行っています。
自身が活用できる移住支援制度をチェックし、最も暮らしやすい自治体を見極めてください。
ここでは、以下の3つの自治体を紹介していきます。

  • 大井町
  • 箱根町
  • 湯河原町

移住支援制度を上手に活用し、満足度の高い田舎暮らしを実現しましょう。
では、各自治体の移住支援制度について見ていきます。

大井町

大井町は、神奈川県の南西部に位置する自治体です。
水田や丘陵が多く、絵画のように美しい自然景観が魅力となっています。

神奈川県で田舎暮らし!神奈川県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

果樹栽培が盛んに行われていることから、現地生産の果物を低価格で手に入れられるというメリットがあります。
また、市内には東名高速道路の大井松田ICもあり、交通アクセスが優れている点もポイントです。
大井町市内への企業進出も進んでいることから、移住後の就職活動をスムーズに進めることができます。

以下は、大井町で実施されている移住支援制度です。

「笑顔のおおいまち」の開設

大井町では、移住・定住サイトの「笑顔のおおいまち」を運営しています。
大井町の基本情報、移住者の体験談、補助金の詳細、求職情報などを確認できる仕組みになっており、移住検討者に有益な情報を発信しています。

お試し住宅

移住検討者用に2階建てのお試し住宅を提供しています。
利用可能期間は2~8週間で、料金は2週間2万円です。
電化製品、家具、調理器具などが一式揃っており、現地での生活を実体験できます。

住宅取得補助金

大井町に定住することを目的としている世帯に対し、10万円が補助される制度です。
三世代で暮らす場合は10万円が加算される仕組みになっており、取得した住居に10年以上住むことが受給条件となります。

三世代同居住宅取得補助金

三世代で暮らすことを目的に大井町へ移住した世帯に対し、住宅取得にかかった経費の一部を補助する制度です。
補助金額は30万円となっています。
受給条件には、孫世代の年齢が中学生以下であること、取得した住宅に10年以上にわたって住むことなどが挙げられます。

三世代同居住宅改修補助金

三世代で暮らすことを目的に大井町へ移住した世帯に対し、住宅改修工事にかかった経費の一部を補助する制度です。
補助金額は20万円ですが、工事費用が20万円に満たない場合は受給の対象外となります。
対象となる工事は、増築、内装、外装、設備に関連するものです。

大井町では、住宅に関する移住支援制度が充実しています。特に三世代で移住する世帯に対して豊富な補助金制度を設けており、家族で移住を検討している方におすすめです。
住宅取得や改修には、大きな出費が伴います。
住宅関連の補助金が多い大井町に移住することで、住宅にかかる経費を大幅に抑えることが可能です。
家族で移住しやすいエリアを探している方は、大井町について調べてみてはいかがでしょう?

箱根町

神奈川県箱根町は、日本有数の観光名所として知られています。
「箱根湯本温泉」「芦ノ湖」「箱根神社」「箱根ジオパーク」「ポーラ美術館」などがあり、自然と文化の両方の魅力を持つ自治体です。

神奈川県で田舎暮らし!神奈川県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

観光業が盛んな箱根町では、年間を通してさまざまなイベントや祭りが催されています。
退屈することなく暮らせるため、「移住先で色々な場所に出かけたい」「飽きることなく田舎暮らしを楽しめる場所に住みたい」という方におすすめです。
箱根町では、以下のような移住支援制度を設けています。

トライアルステイ

移住検討者を対象に、箱根町内にあるリノベーション住宅を貸し出しています。
コワーキングスペースを完備しており、リモートワークを行いたい方にもおすすめです。
期間は14日間で、参加費用は3万円となっています。

空き家バンク

箱根町への移住者向けに、空き家バンクを運営しています。
ホームページには売家と貸家が掲載されており、写真や住宅に関する情報を閲覧できる仕様です。
見学や物件交渉は箱根町に申請するため、現地の不動産業者を知らない方でも安心して住宅を探すことができます。

空き家リフォーム補助

空き家バンクを活用して住宅を取得した移住者に対し、リフォーム費用の補助を行っています。
補助金額は、リフォームにかかった経費の2分の1以内で上限50万円です。
ただし、対象となるのは工事費用が20万円を超えた場合に限ります。

箱根町民間賃貸住宅家賃補助制度

箱根町内に住宅を取得した若者世帯を対象に、家賃の一部を補助する制度です。
受給対象となるのは、新婚世帯、もしくは夫婦が40歳未満の世帯です。
家賃の2分の1の相当額で、上限2万円が補助金額となります。

箱根町若者世帯住宅取得補助制度

箱根町内に住宅を取得した若者世帯を対象に、補助金を支給する制度です。
夫婦が40歳未満、もしくは小学生未満の子どもがいる世帯を対象としており、取得にかかった経費の10分の1以内で上限100万円が補助金額です。

箱根町は、空き家バンク制度のある自治体です。
空き家バンクを活用することで対象となる補助制度もあり、経済的メリットが大きいという特徴があります。
また、若者世帯に対する移住支援制度も多く、住宅の取得やリフォームにかかる経費を節約することができます。
お試し居住を利用する移住体験にも対応していることから、移住前に現地の生活を見極めたい方におすすめです。

湯河原町

神奈川県湯河原町は、人口2万3,000人弱の自治体です。山、河川、沼湖、海などがあり、大自然に囲まれた環境で田舎暮らしを満喫できます。

神奈川県で田舎暮らし!神奈川県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

自然の多さが魅力の湯河原町ですが、暮らしやすさも兼ね備えています。市内には夜遅くまで営業している大手スーパーがあり、日常の買い物に困ることはありません。
また、病院、銀行、郵便局をはじめとする生活利便施設も揃っていることから、「田舎でも便利な生活がしたい」「田舎暮らしに興味はあるけど、日常生活が送りにくい場所には移住できない」という方にもおすすめです。
箱根市内には、JR東日本・湯河原駅、路線バス、有料道路、国道135号線が通っています。多方面に出かけやすいことから、休日のお出かけを楽しめる点もポイントです。

湯河原町が行っている移住支援制度は、以下のようになっています。

移住セミナー

湯河原町では、移住検討者を対象とした移住セミナーを実施しています。
近隣の自治体と共同と行っていることが多く、移住相談や移住経験者による体験談がセミナー内容に含まれます。
オンライン形式となっており、参加料は無料です。定員は設けられていませんが、予約制となるので注意が必要です。

木造住宅耐震改修工事費等補助金交付制度

湯河原町内の住宅に対して、耐震診断費補助、補強設計費補助、改修工事費補助を適用する制度です。
湯河原町では、地震に対応できる住宅づくりの促進を行っています。
耐震診断費補助の場合、耐震診断にかかった経費の2分の1以内で上限5万円が補助額です。
補強設計費補助では、補強設計にかかった経費の2分の1以内で上限10万円が支払われます。
改修工事費補助は、改修工事にかかった経費の2分の1以内で上限35万円が支給される仕組みです。
尚、受給対象となるには、在来工法による建物であること、昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅であること、認定された講習を修了している業者を使うことといった条件を満たす必要があります。

湯河原町は、移住前のサポートを実施している自治体です。
移住セミナーを通して、移住後の生活を具体的にイメージすることができます。移住経験者のリアルな話も聞けるため、湯河原町で暮らすメリットとデメリットに関して再認識できる点もポイントです。
また、湯河原町では、住宅の耐震性に関連した多彩な移住支援制度を設けています。
中古物件を取得する場合、耐震性などの安全面に対して不安を抱きがちです。しかし、耐震改修工事の補助金を支給している湯河原町なら、費用を最小限に抑えながら安全性の高い住宅づくりを目指すことができます。
長く快適に暮らせる住宅を求めている方は、湯河原町の移住支援制度について詳しくチェックしてみましょう。

まとめ

神奈川県で田舎暮らし!神奈川県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

神奈川県には、田舎と都市部のバランスが良いという特徴があります。
都市部で生まれ育った方でも適応しやすいことから、初めての田舎暮らしにピッタリの移住地です。

しかし、住宅費や渋滞発生率の高さなど、デメリットについてもよく確認することが大切です。自身が長く暮らせる場所かどうかを考え、納得した形で神奈川県への移住を決行しましょう。
また、移住候補地を絞る際は、各自治体の移住支援制度をチェックしてください。移住支援制度が充実した自治体に移住することで、経済的負担を抑えた田舎暮らしを実現できます。


提供・移住支援.com

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