1ヶ月で5kg痩せるとデメリットもある

『common』より引用
(画像=『common』より引用)

運動なしで1ヶ月で5kg痩せるには、徹底した食事管理が必要になってきます。1ヶ月間頑張れば成功しますが、短期間で痩せるといくつかのデメリットがあります。

そうしたデメリットを知った上でダイエットに取り組むことで、ダイエットの成功率をぐっとあげることができます。ここからは、短期間で痩せるデメリットについて紹介していきます。

1、筋肉が減る!?

まずは筋肉が減ることがデメリットとして挙げられます。ダイエットを行うと体の中の脂肪がエネルギー源として使われ痩せていきますが、同時に筋肉もエネルギー源として使われます。

筋肉が減ってしまったら、体重が減っても体型が引き締まって見えなかったりする可能性があります。

筋肉の分解を防ぐには、しっかりタンパク質を摂取することが重要です。そうした意味でもダイエット期間中にプロテインを飲むことは重要です。

2、リバウンドしやすい体型に!?

短期間でダイエットを行うと、筋肉が減ってしまいます。筋肉が減ると、基礎代謝が落ちてしまいます。

基礎代謝とは、1日に何もしないでも消費するエネルギーのことです。何もしないでも消費するエネルギーが減る、ということは太りやすく、リバウンドしやすい体質になったとも言えます。

ダイエットが成功してもリバウンドしたらあまり意味がないですよね。短期間で痩せられてもその後また太ってしまう可能性もあるので、ダイエットが終わってからも注意が必要です。

3、不健康な痩せ方に見えることも

短期間でダイエットを行うと体に過剰な負担がかかり、顔色がよくない、元気がないといった状態に。周りから仕事が忙しすぎてやつれて痩せてしまったのでは、と思われてしまうこともあります。

実際はそうでなくても、周りから見れば不健康に痩せているように見られる可能性もありますし、実際に体に負担がかかりすぎて不健康な痩せ方になっている可能性もあります。

短期間のダイエットでも我慢のしすぎは禁物です。体調がおかしいと感じたら病院に行ったり、そうなる前に自分の食生活を見直すようにしましょう。

焦らずに運動して痩せることの重要性

今回は運動なしで痩せる方法を紹介していますが、やはり運動を行って痩せるのが健康的です。

運動を行うと消費エネルギーが増えるだけでなく、筋肉が大きくなって基礎代謝が上昇し、消費エネルギーが増え痩せやすい体質になります。疲れにくい体になるというメリットもあります。

それだけでなく、運動を行うことで筋肉に刺激を与えると、糖尿病やサルコペニアといった病気の予防に繋がります。

そして何よりもストレスが減ります。食事制限だけで1か月に5キロ減らそうとすると、相当ストイックに食事管理をしなくてはいけません。毎日食べたいものも食べられず、苦しい思いをすることでしょう。イライラが周囲の人まで不快にしてしまうこともあるかもしれません。

美しく健康的に痩せたいなら、ぜひ運動も取り入れてダイエットを行いましょう。絶対に1か月で痩せようと焦るのも禁物ですよ。

運動なしで短期間で痩せることは可能・・・でも落とし穴もある!

今回は、運動なしでも1ヶ月で5kg痩せることはできるのか、どのようにすれば痩せられるのかを紹介してきました。1ヶ月で5kg痩せるには、徹底した食事管理が必要となります。空腹との戦いになるかもしれませんが、食物繊維が多く含まれている食品を食べることで、満腹感を感じることもできます。運動するのが苦手だ、運動のための時間が取れない、それでも短期間で痩せたい!と考えている方は今回紹介した方法を参考にしてダイエットに取り組んでみると良いかもしれません。くれぐれも無理は禁物ですよ。

監修・執筆:中野卓

大学では栄養学、大学院では運動生理学を専攻。現在はスポーツ科学の研究に携わる。プライベートでは筋トレが日課。ダイエットやトレーニングに関する情報を発信していく。

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