社会人になり新卒から定年までというとおよそ40年前後。その間で診断書を出せと会社から言われることも実際にあると思います。診断書を出すメリット、デメリットはどんなことがあるのか、また会社への対処法はどのようにしたらいいのか解説していきます。
会社に診断書を出せと言われたらどうする?
病気やケガなどで長期間会社を休まなければいけなくなったときに、会社から「診断書を提出してほしい」と言われることがあります。
長期にわたって休む場合は、事前に会社の規定をチェックしておくほうがいいです。
会社の規定で「7日以上休む場合は診断書の提出が必要」などと書かれている場合は提出する義務があります。
実際にあったケースでは会社の規定で診断書の提出が義務付けられているのに提出せず解雇になった、また裁判で解雇を命じられた判決例もあります。
規定に書かれていない場合は、提出する義務はありませんが拒めば人間関係がこじれるのが予想できますよね。
ケースにもよりますが、診断書を求められた場合提出するのが無難でしょう。
出典:WELSA|診断書を会社に提出するのは義務?費用負担や提出するタイミングは?
診断書を出すことのメリット
診断書を出すことのメリットはどのようなものがあるでしょうか?
- 診断書を出すことで、毎日電話で「休みます」という連絡をしなくてよくなる。
- 会社の就業規則に沿った休暇を取得できる
- 傷病手当が受けられる
など長期で休む場合は診断書を出すことでのメリットが大きいです。
企業によっては病気のときにサポート休暇なども取れる場合があるので、1カ月以上有給扱いで休めることも。
診断書を出すことのデメリット
診断書を出すことでのデメリットはあるのでしょうか?
- 病院に必ず行く必要がある
- 診断書は実費で3,000円~6,000円かかる
- 初診ではもらえないこともあるので、通う必要がある
診断書というのは医師でないと書けませんから必ず病院に行かなければなりません。
また初診ではすぐに診断書がもらえない場合もあり、数回通って書いてもらえることも。
診断書は健康保険の適用外なので、実費のため3,000円~6,000円ほどの出費があります。
初診料や診察料なども入れるとお金がかかることがデメリットでしょう。