診断書提出はどのようなケースで言われるか

会社に診断書を出せと言われた!対処法とメリット・デメリットとは
(画像=『Rolmy』より引用)

会社から「診断書を出せ」と言われるのはどのようなケースがあるのでしょうか?

ズル休みを疑われたとき

会社に診断書を出せと言われた!対処法とメリット・デメリットとは
(画像=『Rolmy』より引用)

ちょこちょこ休むことが多い社員や、ズル休みを疑われた場合に診断書提出を求められる場合があります。
「〇日以上休んだ場合には診断書提出」などという規定があれば、提出しなければなりません。

ズル休みでないのなら、きちんと病院に行って診断書を出しましょう。
そして会社側に納得してもらえるように病状の説明をして理解してもらう必要があります。

ズル休みの場合には、診断書を出さないと解雇になっても文句は言えません。
実際にズル休み防止のために、会社の規定に書いてあることもあります。

ズル休みの場合、これといった症状がなければ診断書の入手は難しいかもしれません。
嘘をついて内科などに行って「胃が痛い」「頭痛がひどい」などの症状を訴えた場合は胃カメラやMRIなどの検査が必要なこともあるかもしれません。

診断書の提出が規定に無い場合は出す義務はありませんが、ズル休みを疑われた時点でその人の信用性が下がるわけですからきちんと話をする必要はあるでしょう。

傷病手当などの手続きが必要なとき

会社に診断書を出せと言われた!対処法とメリット・デメリットとは
(画像=『Rolmy』より引用)

会社の社会保険に入っていると、長期間休む場合に傷病手当をもらうことができます。
手続きには医師が〇日または〇カ月は働けないと判断された「診断書」が必要になるので必ずもらいましょう。

支給額は過去1年間の月額を30日で割った2/3が1日の支給額で、期間は支給開始から最長で1年6カ月まで受けられます。

出典:HR base|傷病手当金の手続き、何から始める?書類用意と申請の流れ

会社の人員の采配のために休業期間を把握したい

会社に診断書を出せと言われた!対処法とメリット・デメリットとは
(画像=『Rolmy』より引用)

会社をある程度の期間休むことになったら、休んだ人の仕事を誰かがしないといけませんよね。
例えば骨折して2カ月休むのなら、会社側は2カ月間の人員をどうするか考えるためにおよそどのくらいの期間か目安を知りたいのは当然でしょう。

医師側から見てどのくらいの休養が必要か知るために、診断書の提出を求められることもあります。