毎日私たちは多かれ少なかれ「歩く」ことをしています。正しい歩き方に矯正することで、歩くだけで十分な運動にすることができます。そのために靴底のすり減り方(内側、外側、かかと、指先)から原因を探っていきましょう。 どうしたら正しい歩き方ができてスタイル改善できるのでしょうか?

自分の歩き方って?歩き方の矯正とは

正しい歩き方に矯正するために

歩き方を矯正しよう!靴底のすり減り方(内側、外側、かかと)から分かる意外な事は?
(画像=『BELCY』より引用)

「正しく歩く」ために、まずはいまの自分の歩き方の癖を知ることが大切です。おそらくほどんどの方は正しい歩き方を身につけられていません。自分の歩き方でだめなところを知って、歩き方を矯正していきましょう。

それでは、自分の歩き方の癖を知るにはどうすればよいでしょう?準備する物は、よく使っている靴です。その靴底のすり減り具合を見てみましょう。本来であれば左右対称にすり減っていくのが理想的ですが、歩き方が原因でどこかしらに負担が集中してしまっています。それがどこなのかよく確認してみましょう。

靴から自分の歩き方を知ろう。

歩き方を矯正しよう!靴底のすり減り方(内側、外側、かかと)から分かる意外な事は?
(画像=『BELCY』より引用)

歩き方の矯正をするために準備する物は何でしょうか。それは、毎日のようにはいている靴や、長年使っているお気に入りの靴を見てください。靴底の修理をして長く愛用する人も多くいると思いますが、今回は修理前の少しすり減っている靴がポイントです。これであなたの日頃の歩き方を知り、正しい歩き方に矯正ができます。

よく靴底を見てみると、すり減り方に共通点があるはずです。これは個人差がよく出るものなので、しっかり自分で確認をしてくださいね。

靴底のすり減り方を見て歩き方の矯正方法を知ろう。

すり減り方を確認して歩き方の矯正をしよう!

歩き方を矯正しよう!靴底のすり減り方(内側、外側、かかと)から分かる意外な事は?
(画像=『BELCY』より引用)

それぞれの歩き方で、靴底のすり減り方には大きく4種類があります。①靴の内側がすり減っている場合と、②靴の外側がすり減っている場合、そして③かかとのどちらか一方が特にすり減っている場合、そして最後に④指の部分(靴の前側)が中心にすり減っている場合です。

靴のすり減り方を見るには、2足を比べてみるとわかりやすいです。自分がどのすり減り方をしているか確認できましたか?これであなたの歩き方の癖が分かりますよ。確認できたら、次はすり減り方別の歩き方の矯正について見ていきましょう。

どのすり減り方か分からない!という人は

歩き方を矯正しよう!靴底のすり減り方(内側、外側、かかと)から分かる意外な事は?
(画像=『BELCY』より引用)

自分の靴底がどのすり減り方がわかりにくい人は以上のポイントを確認してみてください。どれが自分に当てはまるか分かれば、より自分に合った矯正方法を知ることができます。

それは、まずケース①と②の違いを知るには、内側と外側のどちらが減っているか確認してください。内側も外側もすり減り方が同じの場合は問題ありません。でもおそらく違いがあるはずです。何足か確認してみましょう。

次に左右の靴底を比べてすり減り方の違いがあるかを確認しましょう。左右のうちどちらか一方がよりすり減っている場合ケース③に当てはまります。左右の差がない場合③には当てはまりません。最後に④は靴底の中央と足先を比べて足先が減っている場合、④に当てはまります。①と②を確認し、③、④を確認してください。

歩き方矯正・ケース①内側がすり減っている人

このケースの人は痩せにくくなる!?

歩き方を矯正しよう!靴底のすり減り方(内側、外側、かかと)から分かる意外な事は?
(画像=『BELCY』より引用)

靴底の内側が全体的にすり減っている人は、女性に多いと思います。これは、X脚だったり内股の歩き方がなりやすいです。また、猫背気味で膝を曲げて歩いてしまう人もこれに該当します。せっかくスタイルが良くて高いヒールをはいているのに膝が曲がっている女性、いますよね?そういう方がこのケース①に当てはまります。

このままだと、タコや魚の目ができやすくなってしまったり、太ももに過度に負荷がかかるため、太ももだけが太くなってしまいます。ふくらはぎには負担がかからないせいで足首が太くなってしまうこともあります。また、骨盤がゆがんでしまうのでおしりが大きくなる、といったスタイルの悪化があります。

さらには、膝を曲げる歩き方だと血行が悪くなってしまい、下半身の冷えやむくみが起こります。最終的には「痩せにくい体」になってしまいます。また、猫背という姿勢は、内臓を圧迫してしまうので内臓の機能低下や冷えを起こし、これも「痩せにくい体」の大きな原因となります。

矯正方法は簡単!

歩き方を矯正しよう!靴底のすり減り方(内側、外側、かかと)から分かる意外な事は?
(画像=『BELCY』より引用)

恐ろしいスタイル悪化と健康不良が判明してしまいました。ですが、安心してください!ケース①の人へ、歩き方の矯正方法をお教えします。それは、意外ととっても簡単です。

その矯正方法とは、「つま先を外側へ!」と「膝をまげない!」です。歩くときに内側に傾いているので、少しつま先を外側に向けて歩くよう意識することで、まっすぐの重心を手に入れることができます。また、無意識に膝が曲がってしまっているので、膝を意識して伸ばしながら歩くように矯正しましょう。

歩き方矯正・ケース②外側がすり減っている人

このケースの人はがっちり体型になる!?

歩き方を矯正しよう!靴底のすり減り方(内側、外側、かかと)から分かる意外な事は?
(画像=『BELCY』より引用)

次に、ケース②の靴底の外側がすり減っている人を見ていきます。靴底の外側がすり減っている人は、男性に多いと思います。主に、O脚や、がに股の人がこちらに当てはまります。外側に全体的に重心が偏ってしまっています。

このままだと、がっちりとした下半身になってしまうことが考えられます。おなか、おしり、足全体が十分に筋肉を使うことができていないため、全体的にがっちりした体になってしまいます。また、歩き方が外側に偏っていることで、膝への負担が大きくなります。体重や年齢に関わらず膝が痛くなってしまう危険性があります。

矯正方法は簡単!

歩き方を矯正しよう!靴底のすり減り方(内側、外側、かかと)から分かる意外な事は?
(画像=『BELCY』より引用)

ケース①の人は、慢性的な冷えや血行不良による体型悪化が心配でした。しかしケース②の人は、日々の積み重ねで見た目にも太っていきやすい傾向にあります。そして、膝を悪くしてしまうというのも、遠くない将来に起こりうる危険性があります。早急に歩き方を見直していきたいですね。

矯正方法はこちらも実に簡単です!意識してほしいのは、「足の間隔を狭くする」ことと「胸を張る」ことです。ケース②の人は、どうしても外側に重心がいきがちです。しかし両足の間隔を狭くすることで、自然と重心が偏るのを直すことができます。間隔は、両足の膝やくるぶしがこすれる程度を目安にしましょう。

「胸を張る」というのは、少し前かがみで歩く傾向があるため、胸を張って、できるだけ前を見て歩くようにしましょう。そうすることで、膝を痛めてしまうのを防ぎ、歩くだけで筋肉を正しく使うことができるようになります。