糖尿病にならないためには、どんな食事をすればいいでしょうか。
誰しも病気にはなりたくないはずです。
食事療法と聞くと”制限”のイメージが強いですが、制限だけではなく、とった方が良いものも踏まえて糖尿病を予防する食生活について解説します。
糖尿病に良い食事法とは
糖尿病とは、血糖値を下げるホルモン(インスリン)が十分に働かないため血液中のブドウ糖が増えてしまう病気です。
つまり血糖値が高いという状態が続き、高血糖状態が続くと糖尿病が進行していきます。
糖尿病の怖い部分は、自覚症状なく進行し重症化すると神経障害や目の障害、腎機能の障害とより重い状態へと繋がってしまいます。
そうならないためにも、まずは糖尿病にならないように予防することは重要ですね。
糖尿病になる原因としては、遺伝も関係があります。
しかし、大半の原因は食事や生活習慣によって引き起こされることが大きいです。
つまり糖尿病を招きやすい食生活はどんなものか。
糖尿病を防ぐにはどんな食生活をしていたら良いのかを知っておくことが、予防の第一歩となります。
そして、糖尿病=高血糖の状態ですので糖尿病の食事のポイントとしては、血糖値を上げないようにすることです。
血糖値を上げる原因とは
糖尿病=高血糖です。
血糖値を上げる原因を知り、その対策を行うことが糖尿病を予防する食事として大切ですね。
では、血糖値を上げる食べ物はご存知でしょか。
血糖値を上げる1番の原因は、ご飯・パン・麺類・芋類・果物・砂糖などの炭水化物です。
意外ですが、油をとっても血糖値は炭水化物ほど上昇しません。
まずは自分自身の食事の見直しも兼ねて、炭水化物のチェックをしてみましょう。
炭水化物チェック
- ご飯は大盛り食べる
- パンが好き
- おにぎりやパンだけの食事で済ますことがある
- 丼や麺類など単品を食べることが多い
- ジュース(スポーツ飲料含む)をよく飲む
- コーヒーや紅茶には砂糖を入れる
- 甘いものが好き
- 間食をとる習慣がある(食べると止まらない)
- ビールが好き
- 果物が好き
いかがでしょうか?
チェック項目が多い方ほど、炭水化物を摂取する頻度や量が多く、取り方は注意した方が良いですね。
今健康であってもこういった食事を続けていると、将来的に糖尿病になる可能性が高くなります。
さらに怖いのが、糖尿病=太っているではないことです。
肥満傾向になると血糖値を下げるホルモンの働きが弱くなるので、糖尿病になるリスクは高くなります。
しかし、食事や生活が乱れていると体型関係なく痩せていても糖尿病にはなることも覚えおきましょう。