コンビニおでんを食べるだけでマイナス5キロ!?そんな、おでんダイエットが話題を集めているようです。ただし、ただおでんを食べるだけでは痩せない可能性もあるようです。今回は、管理栄養士の岡 清華さんに正しいおでんダイエットの方法を教えていただきました。

おでんのカロリー別!ダイエット向きの具材を紹介

おでんはカロリーが低く、ダイエット向きなイメージですよね。実際にはどうなのでしょう。まずは、セブンイレブンのおでんのカロリーを、カロリー別にまとめてご紹介します。

・10キロカロリー以下(いくら食べてもOK!?)

  • 味しみ大根 9キロカロリー
  • やわらか穂先たけのこ 7キロカロリー
  • 白滝、糸こん、こんにゃく 各5キロカロリー

・60キロカロリー以下

  • ふんわりはんぺん 32キロカロリー
  • ロールキャベツ 37キロカロリー
  • 味しみ牛すじ串 39キロカロリー
  • ごぼう巻 43キロカロリー
  • 焼きちくわ 48キロカロリー
  • 餃子巻 56キロカロリー
  • 野菜がんも 61キロカロリー
  • 味しみ絹厚揚げ 62キロカロリー
  • 焼豆腐 62キロカロリー

・100キロカロリー以下

  • 味しみたまご 81キロカロリー
  • 出し巻き玉子 83キロカロリー
  • あらびきウインナー巻 83キロカロリー
  • ちくわぶ(ブラン入り) 87キロカロリー

・100キロカロリー以上(食べ過ぎ注意!)

  • 鶏つくね串(なんこつ入り) 106キロカロリー
  • もち巾着(鶏肉入り) 110キロカロリー
  • コク旨あらびきソーセージ 148キロカロリー

※一部メニューは地域によってカロリーが異なります。

実際におでんは、60キロカロリーの以下の低カロリーな具材がほとんどであることが分かりますね。こんにゃく、大根、はんぺん、ごぼう巻き、たまごを食べても、計170キロカロリーしかありません。

おでんは、1日の摂取カロリーを減らしたいときには大いに役立つと思います。

ダイエット成功の秘訣とは?
ダイエットには運動も大事ですが、実は食事が8割なのをご存知ですか?

特に糖質を制限することによって、血糖値の上昇を抑え、インスリンの分泌量を減らせば、脂肪がつきにくい体になります。糖質制限中の1日あたりの糖質量は70g~130g程度を目安にすると良いでしょう。摂りすぎた糖質を抑制すれば、ダイエットに繋がり、しかも病気のリスクを下げてくれます。

▼参考
ご飯茶碗一杯(150g)の糖質量:53.4g 食パン1枚当たり(6枚切り)の糖質量:26.6g

でも、食事の度に糖質量やカロリーの計算をするって大変ですよね…。そこでオススメしているのが、糖質制限された健康的な食事を宅配してくれるサービスです。これを活用すれば、楽に継続ができるため、ダイエット成功の近道となります。

最近では多くのサービスがありますが、ここでは「nosh(ナッシュ)」をオススメしたいと思います。noshの特徴は、【低糖質】で【健康的】なことに加えて【安くて美味しい】ということです。

▼メニューの特徴
1.シェフと管理栄養士が開発
2.全てのメニューが糖質30g以下
3.全てのメニューが塩分2.5g以下

『common』より引用
(画像=『common』より引用)
「nosh」がなぜここまで人気なのか?

単純ですが、コンビニ弁当よりも安くて、美味しくて、しかも糖質やカロリーが計算された健康的な食事を宅配してくれる便利なサービスだからです。メニューも豊富なので、飽きることもなさそうです。

簡単!おでんダイエットのやり方

『common』より引用
(画像=『common』より引用)

一般的な女性の1日の摂取カロリーは、1800~2000キロカロリー程だと言われています。1食当たり、600~700キロカロリー程摂取していることになります。

そこで1食をおでんに置き換えると、簡単に400~500キロカロリーほど摂取カロリーを減らすことができます。平日の5日間続ければ、2000~2500キロカロリー摂取カロリーが減ることに。

1キロの脂肪を燃やすためには7200キロカロリー分のエネルギーを消費する必要。つまり、1日1食をおでんに置き換えるおでんダイエットを行うと、4週間ほどで1キロの脂肪を減らすことができるという計算になります。(他の食事からの摂取カロリーに変動がないと想定した場合です。)

毎日は無理だという方でも、できるときに1食をおでんに置き換えれるようにすれば、冬の間に無駄な脂肪を減らすことができるかもしれません。

おでんダイエットで太る原因

おでんダイエットをしたら太ったという話も耳にします。

それは食べ過ぎたから、高カロリーな具材ばかり食べたから、もしくは・・・こんにゃくや大根といった低カロリーな具材だけを選んだからかもしれません。

低カロリーなのに太るなんて意外ですが、間違ったダイエットのよくある例です。

低カロリーな食べ物だけでは、あとで必ずお腹が空いてしまいます。間食してしまったり、後で暴飲暴食してしまってはダイエットに悪影響がでてきます。

また、低カロリーだからたくさん食べて、お腹がはちきれるほど食べることに慣れてしまったりすると、普段から食べる量が増えて太る原因になります。

栄養価の面では特にタンパク質が不足すると、お腹が空きやすく、さらに筋肉の分解が進みやすくなってしまうことがあります。美しくなるためのダイエットには、カロリーだけではなく、栄養バランスが重要なのです。