江島神社 奥津宮[14:00-14:15]

さらに江の島の奥に進むと、石鳥居の奥に現れたのは、江島神社の3つめのお宮「奥津宮」です。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 鳥居、トリップノートより引用)

こちらは、多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)をお祀りしています。この神様が三姉妹の一番上のお姉さんです。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 奥津宮、トリップノートより引用)

この立派な建物は、実は門なんです。でも我々が入れるのはここまで。でもガッカリしないでください。門自体に見どころがありますよ。

門に入ったら天井を見てください。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 八方睨みの亀、トリップノートより引用)

天井に亀の絵が飾られていますね。これは「八方睨みの亀」と呼ばれており、どこから見ても亀の目がこちらを睨んでいるように描かれています。

ちなみにこれはレプリカで、実物は社務所にて保存されています。

江島神社 龍宮(わだつみのみや)[14:15-14:25]

奥津宮のそばには、めちゃくちゃインパクトある神社があります。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 龍宮、トリップノートより引用)

龍が、ガッシリと洞窟に乗っかったようなルックスです。この神社は「龍宮」とかいて「わだつみのみや」と読みます。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 龍、トリップノートより引用)

江の島は龍に関するいろいろな伝説が残っているところですから、お祀りしているのはもちろん龍の神様。

実はこの真下は洞窟になっています。江の島は、その洞窟内に神社を作ったことで霊場として栄えたんですよ。この龍神は、その洞窟の趣意を鑑みて真上に建てられています。

恋人の丘「龍恋の鐘」[14:25-14:40]

龍宮のすぐ近くには、緑生い茂る森に続くような道が。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 龍恋の鐘へと続く道、トリップノートより引用)

こちらの道は、「恋人の丘」に設けられた「龍恋の鐘」へと続く道です。モチロンこちらも天女と龍の伝説にちなんでつくられたもの。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 龍恋の鐘、トリップノートより引用)

もともと恋愛要素の強い伝説だけに、ご利益にあやかろうと連日カップルが鐘を鳴らしています。鐘の周りにはフェンスがあり、お互いの名前か、はたまた意中の人か、とにかく名前の書かれた南京錠がたーくさん!

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 南京錠、トリップノートより引用)

南京錠をかけると永遠の愛が叶うらしいですヨ。南京錠は近くのお店で売られています。

稚児ヶ淵[14:40-15:00]

龍恋の鐘を出てしばらく歩くと、急に視界が開けて、遠くまで海を見渡せるようになります。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 急に見える海、トリップノートより引用)

ここは「稚児ヶ淵」という岩場で、釣りをする人や小さな力二を追っかける子供たちで常に賑わっています。見た目はゴツゴツしていますが、わりと平らなので歩きやすく、絶好のノンビリスポットです。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 岩場、トリップノートより引用)

ところで稚児ヶ淵には名前の由来になったこんなお話があります。

昔、鎌倉に「自休」というお坊さんがいました。この人が江の島にでかけたときに「白菊」という名の稚児に会いました。稚児とは、僧侶になるために小さいときから英才教育を受けている子供のことです。

白菊がどストライクの好みだったのか、一度見ただけなのに、自休の頭の中は白菊でいっぱい!いわゆる一目ぼれという状態。

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

自分の気持ちを伝えたいと何度も手紙を送りましたが、白菊から返事はありませんでした。白菊は白菊で、何通も手紙が届くので、精神的に追い詰められます。そしてこの岩場で身を投げて死んでしまうのです。

その後、自休が岩場にやってきて、島の人から白菊が身を投げる前に残した歌を受け取ります。「白菊にしのぶ里の人とはば 思い入り江の島とこたヘよ うきことを思い入り江の島かげに すてる命は波の下草」と書かれていました。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 稚児ヶ淵、トリップノートより引用)

現代風に言うと、「白菊を訪ねてくる人がいたならば、思い詰めて江の島の海に入ったと答えてください。嫌なことがあったので、江の島の陰に身を投げます。」という衝撃的な内容。

これを見た自休は、自らも身投げし、白菊のあとを追ったと言われています。

このお話がもととなり「稚児ヶ淵」と呼ばれるようになりました。

江の島岩屋[15:00-15:30]

稚児が淵の元気いっぱいの波を眺めながら、さらに島の奥に進むと、島の最奥にある洞窟「江の島岩屋」に到着です。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 岩屋までの道、トリップノートより引用)

江の島岩屋は、長い年月をかけて波の浸食でできた洞窟なんです。「第一岩屋」と呼ばれる約150mの洞窟と、「第二岩屋」と呼ばれる約55mの洞窟でできています。モチロンここも「eno=pass」で入れるエリア。

洞窟の入り口は狭いのですが、入ると意外に広くてびっくりします。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 洞窟内部の広々とした空間、トリップノートより引用)

なんとここでは、足元を照らすために口ーソクを貸してくれるんです。(ただし、ゴールデンウィークやお盆など混雑が予想されるときは、安全に配慮して貸し出しは中止されることがあります。)

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 口ーソク、トリップノートより引用)

洞窟の奥に進むと石像が立ち並んでいます。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 石像、トリップノートより引用)

江の島岩屋の見どころは、江島神社の発祥の地とされる古い石の祠群。ここがルーツとなって今の江の島の賑わいに繋がっているわけですね。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 祠、トリップノートより引用)

そして、富士山とつながっているという穴も必見ですよ。ちなみに富士のふもとにある鳴沢氷穴には、江の島につながっていると言われる「地獄穴」がありますよ!ぜひ両方行ってみてくださいね。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 富士山に繋がっているという穴、トリップノートより引用)

ちょっと遅めのご飯で混雑回避[15:30-16:30]

さあ、たっぷり観光した後はいよいよ江の島グルメです。江の島と言えば「しらす丼」。しらす丼が食べられるお店はいくつかありますが、地元民に評価の高い「魚華 (うおはな)」でいただきます!

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto 外観、トリップノートより引用)

店内は海を見渡せる2階、3階席と、海風をそのまま感じられるテラス席があるんです。毎日多くの人が訪れますが、店員さんの手慣れた客さばきて、いつもあまり待つことなくお店に入れます。

この日頼んだのは、生しらす、釜揚げしらす、ねぎとろの乗った3色丼。1,290円で名物のしらすが生と釜揚げの2パターン味わえちゃうんです。

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(画像=えいぶゆう/TossyPhoto しらす丼、トリップノートより引用)

ただし、生しらすは1〜3月頃は禁漁期間なので食べられません。また海が荒れて漁ができないときも食べられませんので、食べられたらラッキー、食べられなかったら、ぜひまた来てくださいね!


提供・トリップノート

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