あなたならどう返す? つい口にしてしまう6つの返答パターン

日常でおこりうる問題が発生したとき、皆さんはどう返答をしていますか?
問題に答えてみましょう。

相手の話に対しての返答がそれぞれ、「解決案」「無関心」「私の話」「反論」「解説」「感情」の6つのパターンに分かれているのがわかるでしょうか。

①「電話してみたら?」(解決案)
述べたことに対して、解決案を出すパターン。解決案を求めているかどうかにかかわらず、「こうしたらいいではないか」と話をする人

②「そのうち来ますよ」(無関心)
相手が行ったことに対して、無関心な人。

③「私なんか、この間何時間待たされたわよ」(私の話)
話題が何であれ、自分のことを話し出す人。自分に関連したこと、または、関連しているようでしていないことについても、自分の経験や考えを話しはじめ、すぐに「私」が出てくる。

④「こんなの遅いのに入りませんよ」(反論)
何でも反対のことを言ってくる人。その人が好き嫌い関係なく、話すことすべてに対して、「それは違う」という意味のことを言ってくる。

⑤「前の仕事が長引くと遅くなるんだよね」(解説)
知っていることを次々と話しはじめる人

⑥「約束の時間に来ないと、困りますよね」(感情)
「相手の感情について話す」パターン。話している人の気持ちを一言で表してくれる人。

(写真=getty images®)

あなたは一体どれを選びましたか?

実は、この中で好感度が上がる返答は、①の「解決案」と⑥の「感情」のみです。相手との間柄や、状況によっては他のパターンでも受け入れられるかも知れませんが、少なくとも社内での会話では、①と⑥以外は人を良い気分にしない話し方だと相手に思われているのでご注意を。

しかし、解決案も注意が必要です。必要とされている解決策であれば伝えるべきですが、その解決方法が必要としないと状況もあります。

……これは非常に難しい所ではありますが、返答するときは「感情」×「解決」のような返答を心がければ理論的で、かつ温かみのある人物に見えるのではないでしょうか。

仕事だとしても感情を乗せて話してみよう

仕事で感情を乗せて会話をするのは、男性よりも女性の方が上手くできる傾向があります。しかし、単純に喜怒哀楽を出せば良いというわけではなく、相手のことを考えて思いやる気持ちが無いとライカビリティは高まりません。

ライカビリティが低い人も、悪意を持って発言しているのではなく、育ってきた環境や本人の思考の癖である可能性が高いです。しかしそれだと、組織で生きていくにはあまりにもデメリットが大きすぎます。まずは、メールやSNSでの返信の内容から見直して、ライカビリティが高まる会話の練習を始めてみてはいかがでしょうか。

参考文書

提供・Cinq(サンク)ーよくばり女子のはたらき方

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