年収400万円を超える「稼ぐ女」には、誰にも内緒でこっそり実践していることがあります。
筆者はこれまで、料理研究家、インテリアコーディネーター、ヘアメイク、ボイストレーナー、フォトグラファー、漫画家、芸能人など、様々な肩書を持つ働く女性たちを約20年に渡って取材してきました。様々な年収の方に出会えたからこそ、稼ぐ女と稼げない女の境界線を知ることができました。
そこで今回は、職業を問わず稼ぐ女になるための成功法をご紹介します。
自分を表現するための資格を取得している

まず「稼げない女」の典型としては、目標が漠然としていること。自分がやりたいことを優先するあまり収入にはあまり執着せずに、より良い仕事が高い収入につながると漠然と思い描いている方が多かったように感じました。
一例を料理研究家でご説明します。Aさん(30代後半)は、調理師免許、管理栄養士の他、民間の団体が認定するマクロビオティックや食生活アドバイザーなどの資格を持っているにもかかわらず、収入に直結していませんでした。
一方、同じ料理研究家でも、Bさん(40代前半)の場合、調理師免許はなく、なぜかカラーコーディネーターの資格を持っていました。お話をお聞きしたところ「料理はもともと得意なので、もっと人に見せることを意識して色彩感覚を磨けば高収入を得られるのではないかと考えた」とのことでした。確かにその方の作る料理は色鮮やかです。友人や知人たちに披露し続けたところ、やがて大手外食メーカーで働く人の目に留まり、色に敏感な若い女性客をターゲットにした新メニュー開発のプロジェクトメンバーに抜擢されたといいます。
Bさん、つまり「稼ぐ女」がやっていたのは、自分に足りないスキルをしっかり見極めたうえで、より自分の能力を表現するための資格を取得することです。イメージや先入観で資格を選ぶのではなく、自分の得意なスキルに対する社会的信頼度をあげるための資格を所得し、高い収入に結びつけることができました。
副業をして自分の能力を見極めている

では、稼ぐ女はどのように自分に足りないスキルを見極めているのでしょうか? 様々な方法がありますが、簡単に見つける方法としては「可能性を感じる職業をあれこれ試す」ことです。
女性フォトグラファーとして活躍をするCさん(40歳)は、元は地元の中小企業で働く一般事務員でした。ある日、アルバイト情報サイトでカメラマン事務所のアシスタントを募集しているのを見つけて、週末だけの副業のつもりで応募したところ見事に合格。それまでCさんは、本格的なカメラの知識はなかったのですが、SNSにアップした写真がいつも好評だったため、実は写真家に向いているのではないかと密かに考えていたといいます。
アルバイトをきっかけに本格的にカメラの勉強を始めたCさんは、1年後には地元の会社をやめてカメラマン事務所の仕事に専念するようになりました。さらに1年後にはフリーのフォトグラファーとして独立。現在は持ち前のセンスを生かして、雑誌や企業サイト用の写真を撮影し、高い収入を得ています。
Cさんは「いきなり転職をしていたら、今頃は挫折していたかもしれません。副業として憧れの仕事に携わりながら地道に勉強を重ねたことが、いい結果につながった」と教えてくれました。
朝のちょこっとジョギングで基礎代謝を上げる

「え?」と驚いた方もいらっしゃるかもしれませんね。上記2つに対して、あまりに方向性が違いすぎます。しかし、長年、第一線で活躍する女性を見てきてつくづく実感したことは、皆さん、肌艶が良く、心も体も健康なことでした。
Dさん(40代後半)は、とても多忙なヘアメイクさん。芸能人のヘアメイクを担当するだけではなく、男女問わず一般の人にも芸能人さながらのメイクを施すサロンを経営して話題になった方です。職業柄、お肌や髪のケアは万全なのですが、何より驚いてしまうのは睡眠時間も不規則なはずなのに、いつお会いしても元気でイキイキとしていること。
その理由を伺ってみると「朝にちょこっとだけジョギングをしているの。ペースにはこだわらず、体調に合わせてウォーキングだけのこともあるけれど」と教えてくれました。Dさんはそれまで、日に日に体力が減退していくことに悩んでいたそうですが、同世代の友人から勧められた早朝のジョギングを始めたところ、肌艶が良くなっただけではなく、職業病ともいえる重度の肩こりも改善して、疲れにくくなったのだといいます。全ては基礎代謝が上がったおかげだと聞かせてくれました。
実はこの「朝のちょこっとジョギング」は、女性社長や女医さん、多忙な女性作家さんも実践しているとおっしゃっており、かなり効果が高いのではないかと考えています。基礎代謝が上がることで体調面、美容面の向上が期待できるだけではなく、自然とポジティブシンキングに変わるという話もあります。一説には、心地よいと感じるペースで走ることで幸せを感じるホルモンが刺激されるためだといいます。
さて、「稼ぐ女」がこっそりしているたった3つこと、実践できそうでしょうか? 最初の一歩は大変だと思いますが、思い切って踏み出せば意外な結果につながる可能性を秘めている行動ばかりです。まずはできそうなことからスタートしてはいかがでしょうか?
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文・あさみず美保(日常系ライター)
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