白く輝くイメージの『皐』を使った名前

「さつき」の名前の漢字125選|由来や込められた思いは?
(画像= unsplash.com/photos/BinWPolj9jk、『Lovely』より引用)

「さつき」という言葉を聞いてまず漢字として5月の旧暦を意味する「皐月」を思い浮かべる方も多いことでしょう。特に5月生まれのお子さんに「さつき」と名付けたいのであれば、そのまま5月をイメージさせる『皐』を使って「さつき」と名付けるのもおすすめです。

漢字の意味:5月。白く輝く美しい沢。緩やかな勾配の水辺。

現在では『皐』は5月の旧暦として使われる以外にはあまり見かけない漢字になりましたが、実は元々は美しい沢や水辺など、爽やかな景色を意味する漢字として誕生しました。その美しい景色のように、白く輝く爽やかな子に育ってほしいという気持ちも込められます。

【漢字1文字】

現在では『皐』という漢字が「さつき」に使われる言葉として非常に一般的になっているので、漢字1文字で「さつき」と名付けても読まれやすいです。字面をすっきりとさせたい、シンプルに漢字1文字で名付けたいのであれば、漢字1文字で名付けるのもおすすめです。

【漢字2文字】
皐希、皐季、皐葵、皐姫、皐紀
皐嬉、皐生、皐樹、皐綺、皐暉

他にも、『皐』を「さつ」と読んで「き」と読む漢字を組み合わせて「さつき」と名付ける方法も広く知られています。「さつき」という名前は男の子、女の子どちらにも使えるので、字面でも明らかに女の子だとわかるよう「綺」「姫」などの漢字を使うのも良いですね。

響きは爽やかなイメージの強い名前ですが、お子さんが成長して、自分で自分の名前を名乗ることが増えてから、お子さんがその名前で不便しないよう名付けるのも名付けのコツのひとつだと言えます。

助ける・支えるイメージの『佐』を使った名前

「さつき」の名前の漢字125選|由来や込められた思いは?
(画像= unsplash.com/photos/k88qpEjVJ1k、『Lovely』より引用)

成長してからのことを考えてあまり女の子らしすぎる、可愛らしすぎる名前は付けたくない…と考えている方におすすめなのが『佐』という漢字です。「さつき」は性別を問わず通用する名前なので、特に男の子に名付ける場合に人気の高い漢字のひとつです。

漢字の意味:人を助ける。将校階級のひとつ。

実は元々『佐』は将校の階級のひとつで、かっこよく、勇ましい男の子になってほしいと願って名付けるのにもぴったりの漢字です。また、訓読みでは「佐(たす)ける」と読むこともできるので、人を支えられる優しく強い子に育ってほしいという意味でも人気です。

【漢字2文字】
佐築、佐槻、佐希

このように、漢字2文字で名付ける場合も様々な漢字の組み合わせ方があります。助け合いの精神を持ち、優しく堅実な人生を送れる子に育ってほしいという気持ちを込めて名付けることができる名前として捉えることができますね。

【漢字3文字】
佐津希、佐津樹、佐津紀、佐津葵、佐津生
佐都希、佐都樹、佐都紀、佐都葵、佐都生

漢字3文字でも『佐』を使って「さつき」と名付けられます。『佐』を「さ」と読むのは比較的一般的なので、漢字3文字だと一気に読みやすさが増しますね。男の子にはもちろん、可愛らしすぎない字面の女の子の名前を考えている方にもおすすめです。

ただ、『佐』は「佐藤」をはじめ名字としても一般的な漢字です。女の子の場合結婚によって名字が変わる可能性も高いので、名前と名字、どちらも『佐』から始まる字面になる可能性を含んでいることについても考えておかなければいけませんね。