40代でも確実に痩せる成功法則2.女性ホルモンを整える

40代が太りやすい理由の1つが、女性ホルモンが乱れ始めるからでしたね。それに加えて、実は、過度な糖質制限や〇〇だけダイエットという、1つの方法に頼るダイエットは、ホルモンのバランスをさらに崩してしまう原因になるんです。

例えば、糖質制限ダイエットで、炭水化物を食べる量を極端に減らすと、糖質の代わりに脂肪が体内のエネルギー減になるため、確かに脂肪は減ります。でもですね、体内が低血糖状態になると、ホルモンバランスが崩れてしまうというリスクがあるんです。

糖質制限をしてイライラした経験がある人っているかもしれませんが、あのイライラはホルモンバランスが崩れている証拠でもあるんですね。

つまり、若い頃には、食事制限によってある程度ダイエット効果を感じることができたとしても、40代以降では逆効果になってしまうこともあるわけです。

そのため、40代の女性がダイエットする場合は、食事を制限するのではなく、バランスの良い食事をしっかり食べることが正しい方法なんです。

具体的には、 ・お米で、糖質をとり ・肉やお魚などの主菜で、タンパク質と脂質をとり ・味噌汁やサラダなどで、野菜・きのこ・海藻などを食べる という、定食の形がおススメです。 

大豆製品は、女性の身体をサポートしてくれる強い味方

また、『エストロゲン』という女性ホルモンが、急激に減ってしまう40代の女性にぜひとってもらいたいものが、大豆食品。

「昔より痩せにくくなった…」“40代でも確実に痩せる成功法則”を保健師が教えます
(画像=『女子SPA!』より引用)

納豆大豆食品に含まれる大豆イソフラボンは、構造が女性ホルモンのエストロゲンと似ているので、身体の中でエストロゲンと似た働きをしてくれるんです。なので、大豆製品は、エストロゲンの分泌量が少なくなった女性の身体をサポートしてくれる、強い味方なんですね。

おススメは、発酵食品の納豆ですが、納豆が苦手な方は、お豆腐や豆乳・お味噌汁やきなこでも大丈夫ですよ。

ここで1つ注意してもらいたいことが、大豆イソフラボンの摂り過ぎは、女性疾患を患うリスクや下半身太りになりやすくなると言われているんです。

ちなみに、大豆イソフラボン1日の摂取量の上限は70~75㎎/日と言われていて、納豆1パックには約35㎎、豆腐半丁には約38㎎、味噌汁には約6㎎の大豆イソフラボンが含まれています。これらの値を参考に、大豆イソフラボンを摂り過ぎないよう、上手く大豆食品を組み合わせていただければと思います。