小心者で臆病、いつもビクビクしてしまうのを克服したい!けど治すにしても何から始めたらいいの?改善点ってどんな所があるの?と、一人だと余計に悩みのタネを増やしてしまう事にもなりかねません。そんな方のために特徴や原因、そして克服方法をまとめてご紹介します。

小心者・臆病者とは?

小心者

小心者・臆病な人の特徴&克服法15選|おどおどしてしまう原因とは?
(画像=『BELCY』より引用)

まず始めに小心者とはどういった人の事を指し、どんな意味があるのかをご紹介します。読んで字のごとく、「気の小さい」人の事を小心者と呼びます。意気地なし、勇気が出ないと言ったタイプです。

この事から小心者は性格的な問題のせいで、言動がうまくいかない人に多い傾向があります。なので大人数の時だと態度や威勢はいいのに、一人になると途端に黙って縮こまってしまいます。

臆病者

小心者・臆病な人の特徴&克服法15選|おどおどしてしまう原因とは?
(画像=『BELCY』より引用)

小心者と臆病者は似ているようですが、実は少し違った意味合いを持ちます。小心者に対して臆病者は、「ビビリ」や「怖がり」な人の事を指します。

小心者が性格なら、臆病者は精神的に弱い人が多いです。怖いな、不安だなと感じて精神的にダメージなどの傷を負う事が多く、それを避ける為に警戒してビクビクとしてしまいます。

長所と短所

小心者・臆病な人の特徴&克服法15選|おどおどしてしまう原因とは?
(画像=『BELCY』より引用)

二つに共通する長所は自分の身を守る能力が高いという事です。対する短所は頼りないという所ですが、やはり長所よりは短所の方が目立ってしまいます。

守ってあげたい、支えてあげたいと感じる人もいますが、女性から見た男性が小心者だと決定打に欠けて不安になります。

小心者・臆病な人の特徴5選

①社交的ではない

小心者・臆病な人の特徴&克服法15選|おどおどしてしまう原因とは?
(画像=『BELCY』より引用)

小心者は、人と関わりを持つ事に対して臆病になっています。それは過去に人間関係で失敗した経験があったり、元々一人でいる事が多くて人とどうコミュニケーションを取ればよいのか分からずにいるなどがあげられます。意見の主張や、協調性を持つ事などへの恐怖や面倒くさいと思う気持ちの表れもあります。

このタイプは集団の中で孤立してしまったり、学校生活の場では耐えきれず引きこもりになるケースがあります。しかし中には人間関係を築く事に臆病になっている自分を克服したいと考えている人も多いです。しかし治すにしても、勉強などとは違って対人ではなかなか思い描いた通りにならないというのが最大の問題点です。

人間関係の修復や構築は、人と繋がらない事には始まりません。小心者が克服できずにいる理由は、改善したい気持ちがあっても人が怖くて関わるのが臆病になっている為です。

②小心者は声が小さく主張が苦手

小心者・臆病な人の特徴&克服法15選|おどおどしてしまう原因とは?
(画像=『BELCY』より引用)

話をする時に声をはることができなかったり、自分の意見を伝える事が苦手なのも小心者の特徴です。それは人から自分がどう見られているのかが敏感になっているからです。こんな事を言ったら変に思われるかもしれない、間違った事を言っていたらどうしようなど、他人の反応や評価が気になります。

なかなか自分の言いたい事が言えないので、周囲の人間も何を考えているのか理解できません。その関係性を改善しようと歩み寄ってくれる人がいたとしても、「気を遣わせてしまった」「迷惑をかけている」と思いがちです。その気持さえも言えずにいる為、結果自らが人を遠ざける原因となっています。

③成功や何かを達成した経験が少ない

小心者・臆病な人の特徴&克服法15選|おどおどしてしまう原因とは?
(画像=『BELCY』より引用)

小心者は失敗する事に対して非常に臆病です。このようなタイプに共通するのは、失敗から学ぶという事と成功経験が無いに等しいという事です。この経験が少ない事で自信が持てなかったり、自ら選択して道を切り開く能力が身につかない臆病体質になります。

中には親の教育で何かに挑戦する機会が与えられず、チャレンジ精神や自信が持てないまま社会に出ていく人もいます。通常人は失敗や挫折を乗り越えて自信を付けて行くものです。ですが小心者はその方法も、克服の仕方も知りません。失敗が怖い、恥ずかしい事と思い込む事でどんどん臆病体質が増す結果になります。

④余裕がない

小心者・臆病な人の特徴&克服法15選|おどおどしてしまう原因とは?
(画像=『BELCY』より引用)

おどおどビクビクしている人は常に何かある事にパニックになっている状態が多いです。自分の事で手一杯になり、周りの状況は把握できていません。正常な判断ができず、余裕が持てないので挙動不審になってしまいます。

聞かれた事や起こった事に対して対応や処理をしようと頑張っている為、「大丈夫?」「どうしたの?」「手伝おうか?」と聞かれてもそっちに構っていられる状態ではありません。

また困った状況に置かれた際には、自分から助けを求められない性格が邪魔をして一人で対処しがちです。

⑤流されがち

小心者・臆病な人の特徴&克服法15選|おどおどしてしまう原因とは?
(画像=『BELCY』より引用)

なかなか自分の意見や主張ができない小心者は、他人の発言や考えに流されがちです。また多数決などの場においても、多数派に賛成する事が多いです。これは自分の考え方に自信がなかったり、意見はどうせ通らないと諦めているからです。

また女性がこのタイプの場合、男性に言い寄られた時は注意が必要です。断れないのを良い事に、丸め込まれてしまう事もあります。男性も女性のワガママに振り回され、ストレスの原因にならないよう対策はしっかりしておきましょう。

POINT

勇気を出して主張してみよう!

意見や主張をする事は悪い事でも、恥ずかしい事でもありません。そうする事で自分にとってより良い環境作りができますし、相手に自分を知って貰える事で付き合いやすい関係性も築けます。意思表示は自分にとっても、相手にとっても大事な事です。

小心者・臆病な性格の原因5選

①我慢ばかりしている

小心者・臆病な人の特徴&克服法15選|おどおどしてしまう原因とは?
(画像=『BELCY』より引用)

主張や意見がなかなか言えないとご紹介しましたが、そうした性格が元でいつも何かと我慢を強いられる環境を自らが作り出している問題もあります。「どうせ自分なんか…」「本当は違うのに」と、心の中では言える事が口に出して言えません。胸に秘めたまま、気持ちはいつも我慢しています。

またこうしたタイプは長男長女や、親に甘えられなかった人、兄妹や人に比較されて高圧的に怒られてばかりいた人に多い傾向があります。自分が我慢をすればいいと、自己犠牲型に性格が形成されてしまった状態です。

②臆病が故に逃げグセが付いている

小心者・臆病な人の特徴&克服法15選|おどおどしてしまう原因とは?
(画像=『BELCY』より引用)

人と関わるのが怖い、面倒くさいと感じていると、人は楽な方へ逃げたくなるものです。それが癖付いてしまうと、克服するのは非常に厄介です。小心者は失敗や挑戦する事を嫌がります。

問題に直面しないという事は、考える事を放棄していると言う事です。それが一番楽で大変な思いをしないで済むなら、これ以上の事はないという考えが定着しています。

③小心者は心配性

小心者・臆病な人の特徴&克服法15選|おどおどしてしまう原因とは?
(画像=『BELCY』より引用)

小心者はいつも何かと不安を抱えています。また怖がりな所もある為、余計な心配事も多いです。不安に思った出来事があれば、「こうなったらどうしよう」「やってる事は正しいのかな?間違ってないかな?」など、先の心配や「もし」に対しての不安が尽きません。

酷い場合は心配し過ぎる事で人間不信になり、会社や学校などでうまく人と話せなくなってしまう人もいます。またその事で生活に何らかの支障がうまれ、体調不良で苦しむ人も少なくはありません。

POINT

あまりに酷い場合は病院へ!

たかが心配性だからと思って放置していると、精神を病む事もあるので注意しましょう。異常だなと感じた時は、病院やカウンセリングなどを受ける事も視野に入れておくといいでしょう。少しでも辛い思いが軽減できるかもしれません。

④小心者は自己保身傾向にある

小心者・臆病な人の特徴&克服法15選|おどおどしてしまう原因とは?
(画像=『BELCY』より引用)

小心者は自己保身傾向にあり、失敗したくないという気持ちが強いです。失敗をすると言う事は、自分の評価を下げてしまうという意味になります。このような事から、自ら率先して新しい事などに挑戦するという事がなかなかできません。

加えて責任を取りたくないという心理状態なので、責任転嫁しがちです。危ない橋は渡らない、何かあれば逃げ道を用意しておくような臆病な部分もあります。傷つきたくない、嫌な思いをしたくないという気持ちが、小心者を作り上げてしまっているのです。

⑤コンプレックスが強い

小心者・臆病な人の特徴&克服法15選|おどおどしてしまう原因とは?
(画像=『BELCY』より引用)

小心者は特に、コンプレックスを抱いている人が多いと言う所が特徴的です。自分が思っているよりも、他人は意外と見ていないという言葉があります。小心者もそう考えられると克服しやすくなるのですが、コンプレックスに劣等感を強く感じている為なかなか難しい傾向にあります。

自分の嫌いな所や、他人と比較して負い目を感じてしまう事が原因の一つです。またそのコンプレックスを隠す為、自分をよく見せようとしがちな所もあります。