例年寒さが緩んできて、梅が咲き始めれば、春はもうすぐそこ！兵庫県内で梅が見られるオススメスポットをご紹介しますので、フラッとお出かけして梅の花に癒されてみませんか。
梅の花の魅力
梅は冬の寒さにじっと耐えながら2月から3月にかけて開花時期を迎えて花を咲かせることから、別名「春告草」ともいわれています。古来からその美しさは人々を魅了し、『万葉集』や『古今集』でも多く詠まれています。
梅の樹高は10mに達し枝は広く張り、香りが良く、清楚でふっくらとした丸い花が咲きます。
【1】大本山 中山寺（宝塚市）
展望台や広場もある寺院で、開放的な気分で散策しながら約1,000本の梅を楽しむことができます。また梅以外にも、塔やお堂など見どころ満載です。また、お寺には珍しくエスカレーターやエレベーターもあり本堂へお参りできますので、高齢者や妊婦も行きやすいですね。
【2】網敷天満宮（神戸市）
メジロやヤマガラが飛び交う風流な景色の中、約120本の梅を楽しめます。特に朱色の社殿を背景に写真を撮ると素敵！「なすの腰かけ」や「波乗り祈願像」などユニークな縁起物がありますので、それらに腰かけてみたり波に乗ってみたりしてみてはいかがでしょうか(笑)
【3】岡本梅林公園（神戸市）
かつて岡本は「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀ノ国、栗丹波」と唄われたほどの梅の名所でした。こちらの公園では、福岡県大宰府天満宮から贈られた菅原道真公ゆかりの「飛梅」や、約200本の梅が次々と開花します。小高い場所にあるので神戸の街並みや大阪湾を一望することができますし、メジロも飛び交っていますよ。
【4】保久良梅林（神戸市）
【3】でご紹介した岡本梅林公園から山道を徒歩約30分歩いた場所にありますので、合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。約250本の梅の木が植えられています。標高も高くなるので、岡本梅林公園より約2週間ほど遅れて開花します。のどかな雰囲気で所々にベンチがありますので、一休みできますよ。
【5】須磨離宮公園（神戸市）
季節ごとに様々な花が楽しめる須磨離宮公園では、約200本の梅の木が植えられています。梅の香りに満たされながら歩くと、足元には菜の花も！ちょうどバレンタインやホワイトデーの時期と重なり、それらのイベントも催されていますのでデートにもオススメ♡
公園内には子どもも楽しめる高さ9m、全長22m、最大角度30度のジャンボ滑り台やアスレチックもありますよ。
