スキムミルクの代わりに使うには何が良いかご存知ですか?ここではスキムミルクの代用品や脱脂粉乳との違いを丁寧に解説しています。スキムミルクの代用品を使って作るパンやお菓子などの料理のレシピもご紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください!

そもそもスキムミルクとは?

スキムミルクとは粉状の乳のこと

スキムミルクの代用品は?パンやお菓子作りでの代わりや脱脂粉乳との違いも
(画像=『BELCY』より引用)

スキムミルクについて知らない人は、スキムミルクが液体状のものであると勘違いしている人も多いものです。しかし、それは間違いです。実は、スキムミルクは液体状ではなく粉状のものなのです。そのため、料理などで使う際はパウダーとして練りこんだり、溶かしたりして使います。

牛乳の代用品として使うイメージも強いスキムミルクですが、実際には色々な使い方があります。ぜひ、みなさんもスキムミルクの活用法を知ってみて下さい。

スキムミルクとは牛乳から乳脂肪分を除いたもの

スキムミルクの代用品は?パンやお菓子作りでの代わりや脱脂粉乳との違いも
(画像=『BELCY』より引用)

スキムミルクの原材料は牛乳です。その過程の中で、牛乳から乳脂肪分を取り除いたのがスキムミルクなのです。そのため、スキムミルク自体の脂肪分は非常に低いです。ちなみに、スキムミルクを作る中で取り除かれた乳脂肪分がまとまることでできるのが、バターなのです。

スキムミルクと脱脂粉乳の違いは?

スキムミルクと脱脂粉乳は同一のもの

スキムミルクの代用品は?パンやお菓子作りでの代わりや脱脂粉乳との違いも
(画像=『BELCY』より引用)

スキムミルクと脱脂粉乳の違いは、実は呼び名のみです。スキムミルクは、日本の給食でも飲まれていた脱脂粉乳と全く同じ意味として使われています。しかし、現在市販されているスキムミルクは、昔飲まれていた脱脂粉乳と違い、品質が高くなっているのが特徴です。そのため、安心して料理にも使えるようになっています。

英語のスキムミルクは脱脂粉乳ではなく無脂肪乳のこと

スキムミルクの代用品は?パンやお菓子作りでの代わりや脱脂粉乳との違いも
(画像=『BELCY』より引用)

スキムミルクと脱脂粉乳に違いはありません。しかし、英語の中で使われるスキムミルクは、脱脂粉乳とは違います。これは、英語で使われているスキムミルク(SKIM MILK)とは、実は無脂肪乳のことを指すためです。日本ではスキムミルク=脱脂粉乳で通りますが、英語では間違いであることを覚えておきましょう。

市販品は脱脂粉乳よりもスキムミルク表記の方が多い

スキムミルクの代用品は?パンやお菓子作りでの代わりや脱脂粉乳との違いも
(画像=『BELCY』より引用)

現在、スーパーマーケットなどで販売されているスキムミルクは、そのほとんどがスキムミルクと表記されています。これは、学校給食の中で飲まれていた脱脂粉乳は、美味しくないというイメージを払しょくするためでもあると言われています。

スキムミルクの代わりや代用となるものは?

①牛乳

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(画像=『BELCY』より引用)

スキムミルクの原料となるものは、牛乳です。そのため、牛乳はスキムミルクがない時に代用品として代わりに使うことができます。ただし、牛乳は知っての通り液体状です。一方、スキムミルクは粉状のものなので、レシピの通りには使用することができません。

もし、牛乳をスキムミルクの料理の中で代わりに使うのであれば、分量に気を付ける必要があります。例えば、料理の中から水分となるものを置き換えたり、減らしたりすることで調整を図ります。また、脂肪分をカットしたい場合には、低脂肪乳を使うなどで対処してみましょう。

②豆乳

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(画像=『BELCY』より引用)

牛乳同様、豆乳もまたスキムミルクの代わりに使える代用アイテムです。牛乳よりも脂肪分が低い豆乳は、ヘルシーでダイエット料理を作るうえでも代用アイテムとして重宝できます。ただし、豆乳もまた液体状なのでレシピの通りには使用することができません。

豆乳を使用する際は、牛乳と同じように水分量を減らしたり、カットしたりして代用していきましょう。ちなみに、豆乳を使う際は調整豆乳と、無調整豆乳を使い分けることも大切です。糖分量を考え、その料理に適切な豆乳を使い分けてみましょう。

③クリープ(クリーミングパウダー)

スキムミルクの代用品は?パンやお菓子作りでの代わりや脱脂粉乳との違いも
(画像=『BELCY』より引用)

コーヒーに使うクリープ(クリーミングパウダー)もまた、スキムミルクの代用アイテムとして代わりに使うことができるアイテムです。牛乳や豆乳と異なり、粉状のクリープならレシピの分量の通りに使用することができます。また、低脂肪タイプのクリープなら、風味もよりスキムミルクに近くなります。

ただし、注意したいのがクリープはメーカーによって材料が異なる点です。例えば、森永乳業が販売するクリープは、乳製品に該当しますが、AGFやネスレが販売するクリープは植物油脂が原料です。乳製品の深みが欲しい時は、牛乳を原料としたクリープを選ぶのが良いでしょう。

④粉ミルク

スキムミルクの代用品は?パンやお菓子作りでの代わりや脱脂粉乳との違いも
(画像=『BELCY』より引用)

赤ちゃんがいる家庭ではお馴染みの粉ミルクですが、実は粉ミルクはスキムミルクの代用として使用することができます。粉ミルクは、脂肪分が除かれているため風味もスキムミルクに近いのが特徴です。粉ミルクを練りこんだり、溶かしたりして使用することができます。

粉ミルクは、赤ちゃんが飲めるほどに安全なものなので、もちろん料理に使うのも大丈夫です。また、赤ちゃんも1歳頃を過ぎると粉ミルクから離乳食へシフトチェンジします。そのため、粉ミルクが余ってしまって困っている人も結構多いものです。そんな時は、ただ捨てるよりも料理に使ってしまうのがおすすめです。

⑤プロテイン

スキムミルクの代用品は?パンやお菓子作りでの代わりや脱脂粉乳との違いも
(画像=『BELCY』より引用)

ダイエットや筋力アップのためのプロテインも、実はスキムミルクの代用品として使えます。とくに、ホエイ由来のプロテインなら、風味もスキムミルクに近くなるためおすすめです。ただし、プロテインによっては味がついているものもあるので、風味を損ねたくない方はなるべく味が付いていないタイプを選ぶのがよいでしょう。

また、プロテインに甘みが含まれている場合には、レシピの分量から糖分の分量を減らして使うのがおすすめです。過剰に甘くなったりしないよう、プロテインの味を考慮しながらレシピにアレンジを加えて使いましょう。

⑥練乳

スキムミルクの代用品は?パンやお菓子作りでの代わりや脱脂粉乳との違いも
(画像=『BELCY』より引用)

練乳も牛乳が原料となる食品です。しかし、練乳を使う際は少々注意が必要です。なぜなら、練乳にはたくさんの糖分が含まれているためです。そのままの分量をレシピの通りに作ってしまうと、甘すぎる仕上がりとなることがあります。

練乳をスキムミルクの代わりに使う際は、糖分を減らして作るのが良いでしょう。または、糖分が予め含まれないエバミルクと呼ばれる無糖の練乳を使うのがおすすめです。練乳はやや濃いめにできているので、レシピのスキムミルクの分量よりも減らして使うのが良いでしょう。